作業員数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 09:24 UTC 版)
核研究家のエリック・ホール博士によると、このような原発事故の場合、放射線に曝された影響が生きている間に表面化するのを避ける意味でも、年配で子供を持たない作業員が作業に当たることが望ましいとしている。しかし実際は、被曝した関電工の社員は20代や30代であったり、現場で作業に当たる大阪市消防局の消防吏員の中には、先輩消防吏員の息子と同じ年齢の消防吏員もいるなど、若い人材が危険な現場で作業に当たっているという事実も各メディアで報道されている。 団体名現場作業員数日付内容参考文献東芝 100 電源復旧、海水汲み上げポンプの設置 東芝は「技術力、責任感のある選抜チーム」(広報室)、磯子技術センターの700人の核専門技術者と本社の150人の支援スタッフからなる支援チームを結成。 日立製作所 120 3月24日 電気系統技術者 IHI 30 3月24日 2号機注水作業補助 警視庁機動隊 10 3月17日 3号機放水作業 第一機動隊に配備されている高圧放水車を使用。 東京消防庁 139 3月19日 放水・注水作業 2011年3月19日時点で139人の隊員(そのうち119人がハイパーレスキュー隊)が作業を行う。 大阪市消防局 53 3月19 - 22日 放水・注水作業、消防隊の除染 東京消防庁の支援 横浜市消防局 67 3月22 - 24日 放水・注水作業 大阪市消防局からの引き継ぎ 川崎市消防局 36 3月24 - 26日 横浜市消防局からの引き継ぎ、3号機に放水 名古屋市消防局 34 3月26 - 28日 川崎市消防局からの引き継ぎ、消防隊の一人は「派遣されると聞いて妻は泣いた。断ることもできたが、代わりに若い隊員が行くのはどうかと思い、決心した。無事任務を果たして帰ってくる」と語っている。 京都市消防局 40 3月29 - 30日 核や生物化学兵器による事故の対処に長けている隊員を選抜。 自衛隊 放水・注水作業、上空からの現場撮影 まったく原発の装置が機能していなかったことから、ヘリコプター2機を使用し、放水を試みる。米海軍と協力し、純水を提供・放水を行う。 東京電力 330 3月23日 関電工 200 3月24日 東京電力の補助 東電工業 未定 東京環境エンジニアリング 東京電力協力企業 224 3月23日 東京電力と契約を結んでいる企業。
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