仮面ライダー滅 スティングスコーピオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 23:25 UTC 版)
「仮面ライダーゼロワン」の記事における「仮面ライダー滅 スティングスコーピオン」の解説
スティングスコーピオンプログライズキーと滅亡迅雷フォースライザーで変身する滅の基本形態。アーマーカラーはバイオレット。 変身音声は「スティングスコーピオン!Break Down.」。 左腕にある伸縮刺突ユニットアシッドアナライズでムチのように伸ばして対象に生物に対しての神経毒や、最もヒューマギアに有効なウイルスデータを撃ち込む。相手の動きを見切る中国拳法や、相手の動きに対するカウンターを主としてアタッシュアローで追撃する静の戦闘スタイルを取る。胸部の装甲チェインブロッカーには、バルカン パンチングコングのパワーパンチングブラストにも無傷でいるほどの防御の他にライダモデルの一部を解放して操ることが可能で、戦闘をサポートさせている。 最後にゼロワンと戦う敵として決まっていたため、少しシックな感じにしており、強そうな敵のイメージとして紫が選ばれた。凶悪そうな毒を持つものとして、クモやヘビ、コウモリなどが候補に挙がったが、コウモリは迅フライングファルコンの飛行能力と重複することから、チェーンで縛ったり刺すものとしてサソリが選ばれた。マスクは正面からサソリを見た姿をイメージしており、ゼロワン以上に抽象化したものとなっている。左腕にサソリの意匠を集約しているが、額部分がサソリの顔、目を囲むのがサソリのハサミ、顎の部分がサソリの尻尾になっており、サソリがマスク全体を包んでいるイメージとなっている。ゼロワンやバルカンとの差別化の意図からひし形の大きな複眼にしている。ベーススーツにステッチが走っているというコンセプトは、元々主人公ライダーのビジュアル案の中にあったもので、デザインは軍服のようなイメージとなっている。 強いイメージを持たせるため、中盤は出番を制限している。 変身ポーズは滅のキャラクター的に手数が少ないシンプルなものとなり、キーをフォースライザーに入れる前に少し溜めの動きを入れている。変身時、フォースライザーのトリガーは弾くようにしている。 撮影用スーツはアップ・アクション兼用の1着のみ。スーツの構造は平成ライダーと同様にパーツ分割だが、大きな腰パーツのためベルクロを腰に貼り込んでおり、自重を左右の腰パーツを装着することで支え、ベルトをその上に巻くものとなっている。 変身エフェクトはアクション監督の渡辺のアイデアで、前に出たサソリが振り返り向き合って滅を尻尾で刺し、刺したまま覆い被さって変身するものとなった。 必殺技 括弧内は使用するプログライズキー。スティングディストピア(スティングスコーピオンプログライズキー) 右脚にアシッドアナライズの支管を集中させて、エネルギーを集めて強力な足刀蹴りを打ち込んで相手を貫通させる。命中すると「煉獄滅殲(れんごくめっせん)」の文字が踊る。高岩の蹴りのポーズがカッコよかったため、白黒の演出を一瞬入れているが、後の滅亡迅雷が変身するライダーにも受け継がれている。 スティングユートピア(スティングスコーピオンプログライズキー) フォースライザーを2回引くと発動する。アシッドアナライズを敵に巻き付け、引き寄せてキックを放つ。放つ際に「塵芥滅殲(じんかいめっせん)」の文字が浮かび上がる。 アメイジングカバンシュート(アメイジングヘラクレスプログライズキー) 装填時に「ヘラクレスビートルズアビリティ!」の音声が鳴る。ヘラクレスオオカブトの角を模した金色の矢を発射する。 スティングカバンシュート(スティングスコーピオンプログライズキー) 装填時に「スコーピオンアビリティ!」の音声が鳴る。拡散するエネルギーの矢を発射する。
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