仮面ライダー朱鬼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:01 UTC 版)
「仮面ライダー響鬼の登場仮面ライダー」の記事における「仮面ライダー朱鬼」の解説
シュキが変身する鬼。 顔面の隈取は金色、腕の色は白で、体色は赤。他の鬼と違い、額の鬼面が肥大化し顔全体を覆うデザインとなっている。 鬼太樂というハープ形の特殊な音撃武器を使う他、シュキの会得している呪術も駆使して戦う。 デザインは石森プロの飯田浩司が担当。 撮影用スーツは鋭鬼のものを改修している。 人物 ザンキの元師匠、名称はシュキ。ノツゴに肉親を殺されたことが鬼になったきっかけだが、その戦いは憎しみを力の支えとするものであり、かつて斬鬼を巻き添えにノツゴを攻撃したことで猛士を破門された。見た目は30代前後だが実際は相当な老齢(ザンキによると「トドロキ(26歳)の祖母よりもずっと年上」であるという)であり、呪術的な力で若い姿を保っていた。その呪術によって花を式神に変える能力を持っており、ザンキにも返魂の術などを授けていた。 猛士破門後は「隈沢流華道教室」の講師として生活していたが、ノツゴの出現を察知し、吉野の鬼舞神社に保管されていた「鬼の鎧」を強奪、変身鬼弦を狙って裁鬼を襲った。変身鬼弦を奪うことは失敗したが、後に轟鬼の音錠を奪って朱鬼への変身を果たす。一方、スーパー童子たちやノツゴに戦いを挑んで川に落下したあきらを救った。 最期はノツゴにわざと自分を咥えさせ、駆け付けた斬鬼にかつてとは逆に自分ごとノツゴに攻撃するよう、指示するがそれを躊躇う斬鬼に対し、自分ごとノツゴの口に鬼太樂で攻撃し、これが致命傷となる。最終的にノツゴは朱鬼の覚悟に押された斬鬼の雷電斬震によって倒されるが、息を引き取る間際のシュキは「死に顔を誰にも見られたくない」とザンキに頼み、ザンキは彼女の体を隠すくらいにたくさんの花を捧げた。 放映終了後に刊行された複数の書籍では本名を「品川栞」とする記述が存在するが、公式媒体からシュキの本名が発表されたことはない。 装備 鬼の鎧 吉野の鬼舞神社で保管されていた猛士の武具。鍛えた人間が着用すると鬼に近い能力を発揮でき、鬼が不足した時代に用いられた鬼の代用品と伝えられる。シュキが強奪したが、ザンキの黄金狼に破壊された。デザインのモチーフは『変身忍者 嵐』で、『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』の火焔大将の顔と肩口を変更することで嵐をモチーフとしている。ただし、同作品に登場する魔化魍が『変身忍者 嵐』の敵をモチーフであるのを受けてのことではないという。 音撃弦 鬼太樂(おんげきげん きたら) 竪琴型の音撃武器。他の鬼の音撃武器とは異なり、使用時のみ呪術によって実体化させる。弦を奏でることで音撃の波動を放つことができ、攻撃・防御ともに用いる。 音撃 音撃奏 震天動地(おんげきそう しんてんどうち) 鬼太樂を奏で、矢のように圧縮した清めの音を魔化魍に放つ必殺音撃。
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