主な忍具など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 06:35 UTC 版)
忍具(にんぐ)は、『天誅』においてプレイヤーキャラなどの忍び達が用いる特殊な道具である。始末屋用の物は始末道具(しまつどうぐ)という。 手裏剣、撒菱(まきびし)といった有名な忍者道具の他、以下のような物が登場する。 鉤縄(かぎなわ) 壁や塀、軒先などに引っかけ高所へ移動するための道具。最初から装備していて、置いていく事はできない。 痺れ団子(しびれだんご) あまりにうまそうなため、動物はおろか人間でさえ拾い食いしてしまう毒入り団子。敵を首尾よくおびき寄せ、食べてる最中は無我夢中で周囲のことに注意が向かなくなってしまい、飲み下せば即効性の毒でしばらくの間敵を行動不能(スタン)にできる。敵は団子に一定距離近づくと屈んで拾う動作を取り、その間は目の前に移動してもプレーヤーに気づかないため、食べる前に忍殺すれば何度でも回収して再利用できる。 五色米(ごしきまい) 本来は情報伝達に用いる着色した米粒だが、このゲームでは地図に目印を付けるため、もしくは空蝉の術使用時の復活位置の目標に使用。それ以外の用途ではあまり使われないが、戦闘中に敵に拾わせて隙を作ることも出来る。 神命丹(しんみょうたん) 体力を全回復する秘薬。飲干す際は大きな隙が生じる(使用中に攻撃を受けると、薬を落としてしまう)。東忍者の秘薬のはずだが他の忍びたちも使用する。 癇癪玉(かんしゃくだま) 投げることで爆発する。現代のものとは違い、爆弾のようなもの。主に強い敵を攻撃するために使用する。近くにいると自分もダメージを受ける。 煙玉(けむりだま) 投げると煙が発生し、その範囲内の相手(複数も可)の目や鼻や咽喉を刺激し、行動を封じる。本来、逃走用に用いられる忍具であるが、使用者は煙の影響を一切受けない特性を生かし、隙の大きな神命丹とセットで使用される事が多い。 地雷(じらい) 任意で地面や床に設置可能な罠。設置後は、敵味方を問わず最初に踏んだ者がスイッチとなり爆発する。予め敵の巡回ルートに置くことで罠にかけられる。 吹き矢(ふきや) 矢の先に猛毒を塗った遠距離用暗殺忍具。無警戒時の敵に命中すれば、一発で敵を仕留める事ができる。発覚状態では微ダメージと毒を与えるだけ。吹き矢に用いる筒は水遁の術にも流用される。 八方手裏剣(はっぽうしゅりけん) 八つの棒手裏剣を一度に投げる。現実の八方手裏剣は、八方に刃が突き出している手裏剣。 変化の術(へんげのじゅつ) 一定時間敵や町人に成りすまし人目を欺く事が可能だが、獣には嗅覚により発覚してしまう。 空蝉の術(うつせみのじゅつ) 体力が尽きた瞬間、身代わりの樹と入れ替わり、離れた場所で復活することが出来る。体力は全回復する。 忍犬(にんけん) 骨で忍犬蝉丸を召喚し、敵を攻撃させる術。 真似笛(まねぶえ) 様々な動物の鳴き声を発することのできる特殊な笛。発覚状態でも姿を隠して使用すると未発覚状態にできる。 鋼糸(はがねいと) 『必殺シリーズ』でおなじみの吊し技を披露する始末道具。任意な範囲の遠距離から敵を忍殺することができる。 爆ぜ車(はぜぐるま) 敵などに投げつけ、遠隔操作で爆破させることができる風車。 竹鉄砲(たけでっぽう) 『新・必殺仕置人』の巳代松の得物そのままの始末道具。射程が短い点も同じ。ダメージはかなり大きく、ボスキャラクターも吹き飛ばすことが出来る。
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