主な心理魔法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/03 23:58 UTC 版)
上述の通り、心理魔法は我々の言う超能力にあたるものである。魔力の利用が制限されたヴァルデマールで使用できるのは心理魔法のみであり、逆に心理魔法を体系だてて研究し使用しているのは、使者のみである。使える能力は術者の天啓により、使者がすべて心話を使えるわけではない。 心話 テレパシーに相当する、心と心で会話するもの。対象は人間だけでなく、動物も含まれる。ヴァルデマールの〈使者〉と〈共に歩むもの〉は心話でつながっている場合が多い。動物のみといったように、対象が限定される場合もある。〈読心〉〈思念投射〉の天恵も含まれる。 遠視 千里眼に相当する、遠距離を見通すもの。他の能力と組み合わせる、あるいは他の術者に視界を送ることで、遥か遠方の物を取り寄せたり、特定の目標を発火させるなども可能。 物体移動 手を使わずに物体を移動させる、念力に相当するが、広義には “物品取り寄せ” “火熾し” 等を含む。 共感 “心話” は心を感知するが、これは感情を感知し、影響を及ぼすことができる。通常は“癒し”の能力に付随して現れ、患者の精神的外傷を緩和することに用いられる。逆に、恐怖を煽り発狂に至らしめることも可能。タリアのようにこの天恵のみを持つのは極めてまれな例外である。 発火 パイロキネシスに相当する。能力が高ければ空気中に火を熾せ、逆に、直前まで燃えていたものを手で持てるほど冷ますことも出来る。使者が持つ数少ない直接的な攻撃魔法となる。 先見 予知に相当する。〈先見〉夢を見る場合もあるが、「現時点から見て最も起こり得る出来事」であり、回避は可能。
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