中島_(さいたま市)とは? わかりやすく解説

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中島 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 08:37 UTC 版)

中島
中島本杢緑地の本杢古墳
中島
中島の位置
北緯35度51分52.67秒 東経139度37分18.4秒 / 北緯35.8646306度 東経139.621778度 / 35.8646306; 139.621778
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
桜区
地域 浦和市
人口
2017年平成29年〉9月1日時点)[1]
 • 合計 3,776人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
338-0822[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

中島(なかじま)は、埼玉県さいたま市桜区町丁および大字。現行行政地名は中島一丁目から中島四丁目および大字中島。町丁は住居表示実施地区[4]郵便番号は338-0822[2]

地理

さいたま市桜区東部の荒川左岸側の沖積平野荒川低地)に位置するほぼ矩形の区域を有する地区。地区の東側を中央区鈴谷西堀、南側を南元宿町谷、西側を栄和、北側を山久保と接する。南与野駅からも近く、宅地化が進んでいる。地区の東部には新大宮バイパスが縦断するため、歩道橋を設けて地区の分断を防いでいる。東部を斜めに流れる排水路は、旧入間川の流路の名残である[5]。流路周辺は、昭和時代まで荒れ地や農地が広がっていた。荒川堤外地(河川敷)に大字中島の飛地があり、主に公園として利用されている。

南部の境界付近では、片側二車線の都市計画道路道場三室線の建設が進んでいる。

地価

住宅地の地価は、2015年平成27年)1月1日公示地価によれば、中島3-12-21の地点で17万1000円/m2となっている[6]

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡与野領に属する中島村であった[7]。平野原に持添新田を領していた[8]。村高は「武蔵田園簿」では251石(田181石、畑70石)、「元禄郷帳」では280石、「天保郷帳」では284石。化政期の戸数は30軒で、村の規模はおよそ東西3南北8町余であった[7][8]

世帯数と人口

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
中島一丁目 930世帯 1,829人
中島二丁目 437世帯 842人
中島三丁目 184世帯 396人
中島四丁目 333世帯 709人
1,884世帯 3,776人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[13]

丁目 番地 小学校 中学校
中島一丁目 全域 さいたま市立中島小学校 さいたま市立土合中学校
中島二丁目 全域
中島三丁目 全域
中島四丁目 1〜4番 さいたま市立栄和小学校
その他 さいたま市立上大久保中学校

交通

地内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅はJR埼京線南与野駅であるが、中島3-12-21の地点よりおよそ1.1 km離れている[6]

道路

寺社・史跡

  • 新義真言宗 万行寺[7]
  • 本杢古墳 - 中島本杢緑地に所在する土合古墳群のひとつ。市指定史跡[14]
  • 日向古墳 - 1丁目7番地に完全な形で現存する古墳時代後期の史跡。高さ2 m。住居表示実施前は大字西堀に所在した[15]

施設

  • さいたま市立中島小学校
  • 東京ガス整圧所(1968年昭和43年)11月に完成。当時は周囲に高速道路も建物もなく、目立つ存在であった)
  • 中島自治会館
  • 中島西公園
  • 中島本杢公園

脚注

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年9月5日閲覧。
  5. ^ 国土地理院の『治水地形分類図』等を参照。
  6. ^ a b 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 615頁
  8. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 中島村.
  9. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  10. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』567頁。
  11. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1420頁。
  12. ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補4頁。
  13. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  14. ^ 文化財紹介 本杢古墳”. さいたま市役所 (2014年2月21日). 2019年1月30日閲覧。
  15. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』659頁。

参考文献

関連項目

外部リンク


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