一人角力とは? わかりやすく解説

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ひとり‐ずもう〔‐ずまふ〕【一人相撲/独り相撲】

読み方:ひとりずもう

二人で相撲とっているような所作一人でしてみせること。また、その芸。神事大道芸として行われた

相手がないのに自分だけで気負い込むこと。また、実りのない物事必死取り組むこと。「むなしい—をとる」


一人角力

作者園池公致

収載図書編年体大正文学全集 第8巻 大正8年
出版社ゆまに書房
刊行年月2001.8


一人角力

読み方:ヒトリズモウ(hitorizumou)

作者 園池公致

初出 大正8年

ジャンル 小説


一人角力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:40 UTC 版)

大山祇神社」の記事における「一人角力」の解説

毎年春の御田植祭旧暦5月5日)と秋の抜穂祭(旧暦9月9日)において、大山祇神社の御淺敷殿と神饌田の間に設けられ土俵行われる相撲神事である。「稲の精霊」と「一力山」による三本勝負行われ、稲の精霊が2勝1敗で勝つ。「すもう」は一般に相撲」の字を当てるが、ここでは、相撲含めた広義力くらべである「角力」の文字用いて一般相撲とは違うこと、神との力くらべを表すとされる。 この神事については「三島大祝安積松山寺奉行所差出書」(宝永4年1707年))に5月5日9月9日相撲取らせたとあり、また大三島瀬戸地区現 今市上浦町南東部)の向雲寺住職慈峯が享保20年1735年)に「端午5月5日神事の節於宮浦邑の斎事有其内瀬戸独り相撲名乗る儀式あり役人は甘崎(瀬戸隣接する地区)より出候得共瀬戸名乗る」と記しており、古くからの神事であったことが察せられる貞治3年1364年)の書物にも相撲奉納記録が残る)。 春の御田植祭時には御田植神事前に、そして秋の抜穂祭の時には抜穂神事の後に行われている。稲の精霊が勝つことによって、春に豊作約束され秋に収穫感謝するという神事である。全国的に珍しく昭和39年1964年)に愛媛県無形文化財指定を受け、昭和52年1977年)に条例改正により県の無形民俗文化財指定替えになる。 記録によると江戸時代現在の今治市上浦町瀬戸力士によって行われ一番勝負であったとされるまた、明治以降力士として堀田金八藤原藤原初治・越智直治松岡栄太郎藤原八・元岡敬・藤原荒市などの氏名記されており、いずれも10年20年奉仕してきたようである。また、現在使われている「一力山」という四股名藤原百千命名よる。 昭和59年1984年)を機に途切れていた一人角力は、大三島中学校教諭 越智秀雄のはたらきかけにより、平成2年愛媛県地域生活文化研究発表会大三島中学校生徒により披露されることとなり、以後中学校において伝承文化発表会毎年披露されている。平成6年-10年の間には、大三島中学校生徒会 会長副会長による一人角力が実際御田植祭抜穂祭でも奉納された。現在、しまなみ海道開通平成11年)を契機として、地元若者の中から選ばれ力士役・行司役の2人により成人の一人角力復活なされている。

※この「一人角力」の解説は、「大山祇神社」の解説の一部です。
「一人角力」を含む「大山祇神社」の記事については、「大山祇神社」の概要を参照ください。

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