ルナー神殿の神々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/04 00:06 UTC 版)
赤の皇帝 女神の息子でもある皇帝はその称号を“ターケンエギ(エギ達の長)”と言う。事故や戦争で殺されることはあっても自然に死ぬことはない不死の存在で、皇帝が死ぬ度に全く同じ外見、性格をした次代皇帝が“エギの評議会”から派遣され、前皇帝の政策を引き継ぐ形で政治を司ってきた。ために建国来の数百年を、ただ一人の支配者が統治しているような印象を内外に与えている。 七母神(Seven Mothers) 赤の女神を蘇らせた7人の英雄。赤の女神によって神の座に迎えられた。七母神という単独の神性としても、個別の英雄神としても崇拝を受ける、帝国内でもっとも一般的な神々である。 ヤーナファル・ターニルズ(Yanafal Tarnils) 雄羊なる戦士。帝国第一の軍神として軍高官の帰依が篤い。もともとはフマクトの神官戦士であった。 このカルトでは直剣ではなく、シミターなどの曲刀を使う(月の象徴の一つとして三日月を模しているから)。 イリピー・オントール(Irrippi Ontor) 茶色の賢者。学者あるいは官僚組織の神として知られる。人間であったころはランカー・マイの賢者として知られた。 ジャーカリール(Jakaleel The Witch) 魔女。帝国魔術院などの魔道士たちの神。ゾラーク・ゾラーンの信徒であったとされる。 ダンファイヴ・ザーロン(Danfive Xaron) この儀式においてティーロ・ノーリの誘拐を担当するなど凶悪な人物だったが、赤の女神の教えに触れて改心した。どのような罪びとにも女神の救いの手は与えられる、という象徴として犯罪者の更生に携わり、またあるいは密偵組織、秘密警察の神としても知られる。 ディーゾーラ(Queen Deezola) 女王。生前の彼女は高名な癒し手としても知られ、帝国内の治療院などでよく崇拝される。チャラーナ・アローイの高位の癒し手であった。 ティーロ・ノーリ(Teelo Norri) 赤の女神の再誕に際し、その寄坐として命をささげた無垢なる乙女。神格化してからは孤児院や救貧院など社会的弱者を庇護する女神として知られている。 待つ女(She Who Waits) 七母神の中に数えられてこそいるものの、殆どの者はその理由など詳しいことを知らない。この点はプレイヤー等も同様だったが、グレッグ・スタフォードにより「弱体化していた赤の女神自身」であったことが言及されている。 エティーリーズ(Etyries) 交易の女神。七母神同様もともとは定命の人間でイサリーズの女祭。 フワーレン・ダールシッパ(Hwarin Dalthippa) 征服の乙女。 月の息子の霊感 赤の女神の現世での化身とされる大英雄、半神たち。過去の霊感たちはそれぞれ帝国に多大な貢献をして神の座に迎えられている。現在の『霊感』は4体目にあたる『剃刀の』ジャ・イール(Jar Eel the Razoress) グラマー 『月の息子の第一の霊感』。ルナー帝国帝都グラマーの守護女神。 ヤーラ・アラーニス 『月の息子の第二の霊感』。『昇月の女神』としても知られ、帝国全域を守護する魔術結界『グローライン』を維持するための魔術的焦点である『昇月の寺院』をつかさどる女神である。 ホン・イール 『月の息子の第三の霊感』。『踊り子』。帝国に攻め入った侵略者を撃退し、入植地にトウモロコシを広めたことでトウモロコシの女神としても知られる。 ジャ・イール“剃刀の” ルナー皇室の一家にして、魔道科学者たちの一門であるイール・アリアッシュ家に生まれた、何世代にもわたり計算されつくされた交配の結果生まれた女性英雄。 一人で数百人の兵士に対抗できる実力を持ち、「友好的で明るく、知的で美しく、神聖にして恐ろしい」と味方であるルナー高官たちからも畏怖される立場にある。
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