ラーズアングリフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 07:33 UTC 版)
「ヴァルキュリアシリーズ」の記事における「ラーズアングリフ」の解説
【Angriff = 独語で「攻撃」】 ランドグリーズをベースにしたカスタム機。ランドグリーズの後継機の部品を移植し、火力と装甲が強化されている。 運動性は低いがジャマーやビームコート、シールドを持ち防御面は優秀。『A』の取扱説明書中の機体紹介では「戦車をパーツ換装したかのよう」と表現されている。古臭い外観に似合わず最新技術の塊。 白兵戦用の武器はナイフ一本で、足を止めての撃ち合いで真価を発揮する。武器は各種のミサイル中心となっており、火力による殲滅戦向けの機体である。光学兵器のたぐいがないのはビームコーティングやIフィールドなどに対抗するため。また、誘爆を防ぐため各ブロックは分割構造となっている。 Aでの正式名称はRGカスタム・ラーズアングリフ。 デザイン 赤を基調とし、スヴァンヒルドに似ている。右肩のFソリッドカノンは中折れ式で(「F」はフォールディングの略)、展開するとランドグリーズのリニアカノンより長い。マニピュレーターは親指と人差し指以外の指が一体になっている(トリガーを引くことに特化させたためと思われる)。頭部のキャノピー風の部分は、『A』では各種センサーの搭載箇所とされていたが、OGシリーズでは実際のキャノピーとなっており、多少設定が変更されている。 劇中での活躍 A 主人公機のひとつで、リアル系であれば男女とも選択可能。火力と防御力はアシュセイヴァーより勝るが、運動性が低い上鈍足。さらに射程に穴があり移動後攻撃のできる武器はシザースナイフだけというかなり癖の強い機体。運動性が命中率に影響するシステムの都合上、命中率を補う必要もある。主人公が搭乗機に選ばなかった場合、ライバルあるいは一部のシャドウミラー兵が搭乗する。Fソリッドカノンにはレベル制限がかかっており、序盤は使えない。 A PORTABLE 初期状態ではシールドが使えず(主人公がシールド防御技能を持たないため)、リニアミサイルランチャーが誘導属性になるという変化がある。追加スキルとして「ヒット&アウェイ」「ガンファイト」が修得可能になり、主人公のスキル次第では『A』の頃より使い勝手が向上する。後半は長射程と主人公の援護技能による手数の多さが売りとなるが、射程に穴があるのでよく考えて援護させる必要がある、扱いの難しい機体。カスタムボーナスをつけると継戦能力が大きく上昇し、大型マガジンとの組み合わせでさらに上がる。しかし武器の半分近くが誘導属性なので、ジャマーを持つ敵ユニットには苦戦を強いられるという欠点も増えてしまった。システム変更の影響で、運動性は命中率に影響しなくなった。 OG2 ジェネレータ出力が大きく、汎用武器の積載量が全機種中で最多。性能はそのままで量産化を成功させた。試作機は3機存在し、1号機はアクセル(後にクエルボ)、2号機はエキドナ、3号機はユウキが搭乗。ファランクス・ミサイルはマップ兵器に変更されている。自軍参入後はPTやAMと同様に乗り換えが可能。 無限のフロンティア シュラーフェン・セレスト艦内の転移装置が置かれた区画に、この機体のキャノピー部分と思しき残骸が転がっている。 OGIN オペレーション・プランタジネットにてユウキ機が登場。
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