ラヴ (ジョン・レノンの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 13:27 UTC 版)
「ラヴ」 | ||||
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ジョン・レノンの楽曲 | ||||
収録アルバム | 『ジョンの魂』 | |||
リリース | ![]() |
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規格 | LP | |||
録音 | 1970年9月26日 – 10月9日 EMIレコーディング・スタジオ、アスコット・サウンド・スタジオ |
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ジャンル | ロック | |||
時間 | 3分24秒 | |||
レーベル | Apple(オリジナル) EMI(リイシュー) |
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作詞者 | ジョン・レノン | |||
作曲者 | ジョン・レノン | |||
プロデュース | ジョン・レノン オノ・ヨーコ フィル・スペクター |
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カバー | ||||
#カバー参照
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『ジョンの魂』収録順 | ||||
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「ラヴ Love」 | ||||
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ジョン・レノン の シングル | ||||
初出アルバム『ジョン・レノン・コレクション』 | ||||
B面 | 真実が欲しい | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | 1970年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ![]() ![]() |
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作詞・作曲 | ジョン・レノン | |||
プロデュース | ジョン・レノン オノ・ヨーコ フィル・スペクター |
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チャート最高順位 | ||||
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ジョン・レノン シングル 年表 | ||||
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「ラヴ」(英語: Love) は、ジョン・レノンの楽曲。1970年に発表されたアルバム『ジョンの魂』に収録された。のち、1982年、1998年にシングルが発売された。
概要
ジョン・レノンは「ラブ」をシングルとしてリリースすることも検討、結果として「マザー」のシングルカットを支持したが、ラジオ局の中には「マザー」を敬遠し、「ラブ」をオンエアする局も見られた[1]。
歌詞は、「アクロス・ザ・ユニバース」と同様に松尾芭蕉の句集からインスパイヤされて作ったといわれ、愛の概念について短くシンプルに書き連ねられている。演奏も、ジョンのアコースティック・ギターとフィル・スペクターのピアノだけである。
この曲は、ジョンの生前にはシングル・カットされなかった。1982年に初のベスト・アルバム『ジョン・レノン・コレクション』に収録された際、このアルバムからのカット曲として初めてシングル・カットされている(B面は『イマジン』の収録曲「真実が欲しい」)。しかしこのヴァージョンは、ラジオでのオンエアを考慮し、冒頭とラストのピアノ・ソロパートが歌の部分と同じリミックスがなされたものである。ちなみに、オリジナルは前曲の「思い出すんだ」のラストである爆発音とクロスフェードする流れになっているため、フェードインで始まるイントロとなっている。
カバー
- 日本では、レターメンによるカバー・ヴァージョンが、1971年にオリコンで最高19位を記録し、オール・ジャパン・ポップ20(文化放送)でも上位に食い込むヒットになった。
- 尾崎紀世彦は、1972年にカバーし、アルバム『尾崎紀世彦 アルバムNo.5』『尾崎紀世彦の世界』に収録された。
- ヴィッキー、シャーリー・バッシー、バーブラ・ストイライサンド、ザ・キュア、ケニー・ロギンス、モーガン・フィッシャー、ザ・ミッション、ベックらもカバーしている。
- 和田アキ子、1974年に「ふれあう愛(ラブ)」というタイトルで日本語カバーした。
- 西城秀樹、1974年の「西城秀樹リサイタル/ヒデキ・愛・絶叫!」(SIDE A1)でカバー。
- イギリスのバンド・ドリーム・アカデミーは、1990年にアルバム『A Different Kind Of Weather』でカバー。リカット・シングルにもなった[2]。
- フジファブリックは、2005年に発売したジョン・レノンのトリビュート・アルバム『HAPPY BIRTHDAY, JOHN』でカバーした[3]。
メディアでの使用
- 1998年に日本テレビ系テレビドラマ『世紀末の詩』でエンディング・テーマとして使用され、再びシングル・カットされ、翌1999年には日本ゴールドディスク大賞で「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
その他
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- 桑田佳祐は、ジョン・レノンの楽曲で一番好きな曲と公言しており、自身のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』では何度か生唄で披露している。
脚注
- ^ “Love” (英語). The Beatles Bible. (2010年8月2日) 2017年7月21日閲覧。
- ^ “The Dream Academy - A Different Kind of Weather”. Allmusic. 2018年3月29日閲覧。
- ^ “大物日本人アーティストが参加!レノン・トリビュート”. ORICON NEWS (2005年9月16日). 2021年2月10日閲覧。
外部リンク
- John Lennon
「ラヴ (ジョン・レノンの曲)」の例文・使い方・用例・文例
- 初めてバクラヴァを食べた時、その甘さに驚きました。
- マラヴィーヤは米国南西部とメキシコ北部で咲く野生の花だ。
- ラヴェンダーのかすかな甘さを持った希薄な散文
- キャラヴァンで移動する
- シリルとメソッドはスラヴ言語をアルファベットで表した
- モラヴィアの人々または文化の、あるいは、モラヴィアの人々または文化に関する
- 軽い心臓発作の治療に使用されることが認可された抗凝血剤(商品名プラヴィックス)
- スラヴ諸語の、または、スラヴ諸語に関する
- ブラヴーラの演奏による音楽の終わり
- ギリシャ語アルファベットから得られて、スラヴの言語を書くのに使用されるアルファベット(ロシア語、ブルガリア語、セルビア語、ウクライナ語、およびある他のスラヴの言語)
- ブルガリアで話されているスラヴ語
- トゥル人によって話されるドラヴィダ語
- インド南東部のクイ族が話しているドラヴィダ語
- 中央インドでおもに話されるドラヴィダ語
- インド南中央部で話されるドラヴィダ語
- 孤立したドラヴィダ語で、パキスタンのブラフーイー族によって話される
- プラハ南東部のチェコ共和国のモラヴィアの産業の都市
- インド南部のニルギリ丘陵に住むドラヴィダ族
- ドラヴィダ族の一員でインド南東部に住む
- インド東部ベンガル北部に住むドラヴィダ族の一員
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