イマジン_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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イマジン (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 17:03 UTC 版)

ジョン・レノン > ジョン・レノンの作品 > イマジン (アルバム)
『イマジン』
ジョン・レノンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1971年5月24日 - 5月29日 Ascot Sound Studio Berkshire
ストリングス&オーバーダブ: 1971年7月 Record Plant Studios NY
ジャンル ロック
時間
レーベル アップルEMIEMIミュージック・ジャパン
プロデュース ジョン・レノンオノ・ヨーコフィル・スペクター
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位 ( イギリス)
  • 1位 ( アメリカ合衆国)
  • 1位 ( 日本)
  • 1位 ( オーストラリア)
  • 1位 ( ノルウェー)
  • 1位 ( イタリア)
  • 1位 ( オランダ)
  • 2位 ( カナダ)
  • 5位 ( フランス)
  • 10位( ドイツ)
  • ジョン・レノン アルバム 年表
    ジョンの魂
    (1970年)
    イマジン
    (1971年)
    サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ
    (1972年)
    テンプレートを表示

    イマジン』(英語: Imagine)は、1971年発表のジョン・レノンアルバム。全英・全米、日本オリコン総合チャートともに1位を記録したレノンにとって最大のヒット作である。

    『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』においては、80位にランクインしている[1]

    解説

    ジョン・レノン(1971年)

    レコーディングは、1971年の5月24日からロンドン郊外のアスコット・サウンド・スタジオにて行われた。「イッツ・ソー・ハード」と「兵隊にはなりたくない」の2曲は、同年2月に同スタジオでレコーディングが行われている。 レコーディングには、キーボーディストのニッキー・ホプキンス、ベーシストのクラウス・フォアマン、ドラマーのアラン・ホワイトジム・ゴードン、また、レノンと同様元ビートルズのメンバーであるギタリストのジョージ・ハリスンらが参加[2]。また、このセッションで「あいすません」、カバー曲である「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」、後にリンゴ・スターに提供する楽曲「アイム・ザ・グレーテスト」のデモ音源が録音された[3]

    その後、レノンとオノは同年7月3日にニューヨークへ赴き、レコード・プラント・スタジオにてレコーディングを再開した[4]。このスタジオではオーバーダブが主に行われ、キング・カーティスによるサックス、ニューヨーク・フィルハーモニックによるストリングスも本スタジオでレコーディングされている[4]

    レコーディングの映像は撮影されており、1972年に制作されたイメージ映像集「IMAGINE」、2000年の映画「ギミ・サム・トゥルース」では本作のセッション及びレコーディング映像が公開された[4]

    2000年には最新リミックス&リマスタリングを施した『イマジン ~ミレニアム・エディション~』が発売された。

    2018年10月12日には、『イマジン:アルティメイト・コレクション』と題し、2018年最新のリマスタリングとリミックスを施し、デモやセッション時の未公開音源、アウトテイク、Blu-ray Discが追加したバージョンが発売となった[5]

    収録曲

    All songs written by John Lennon, except "Oh My Love" by Lennon and Yoko Ono.

    Side 1

    1. イマジン - Imagine
    2. クリップルド・インサイド - Crippled Inside
    3. ジェラス・ガイ - Jealous Guy
    4. イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
    5. 兵隊にはなりたくない - I Don't Want to Be A Soldier

    Side 2

    1. 真実が欲しい - Gimme Some Truth
    2. オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
    3. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
    4. ハウ? - How?
    5. オー・ヨーコ - Oh Yoko!

    クレジット

    脚注

    1. ^ John Lennon, 'Imagine' - 500 Greatest Albums of All Time”. Rolling Stone. 2015年12月12日閲覧。
    2. ^ 作品解説:『イマジン:アルティメイト・コレクション』の全て”. UNIVERSAL MUSIC (2018年9月14日). 2022年1月29日閲覧。
    3. ^ Leng, Simon (2006). While My Guitar Gently Weeps: The Music of George Harrison. SAF Publishing Ltd. pp. 108–109. ISBN 978-1-4234-0609-9 
    4. ^ a b c Miles, Barry; Badman, Keith, eds (2001). The Beatles Diary After the Break-Up: 1970–2001 (reprint ed.). London: Music Sales Group. ISBN 978-0-7119-8307-6 
    5. ^ 作品解説:『イマジン:アルティメイト・コレクション』の全て”. UNIVERSAL MUSIC (2018年9月14日). 2022年1月29日閲覧。

    外部リンク


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