ウェディング・アルバムとは? わかりやすく解説

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ウェディング・アルバム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/16 15:36 UTC 版)

ジョン・レノン > ジョン・レノンの作品 > ウェディング・アルバム
『ウェディング・アルバム』
ジョン・レノン&オノ・ヨーコスタジオ・アルバム
リリース
録音
  • 1969年3月 (1969-03)下旬
  • 1969年4月22日 (1969-04-22)27日
ジャンル 前衛音楽
時間
レーベル アップル・レコードライコディスク
プロデュース ジョン・レノンオノ・ヨーコ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 178位(アメリカ[1]
  • ジョン・レノン&オノ・ヨーコ アルバム 年表
    • ウェディング・アルバム
    • (1969年 (1969)
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    ウェディング・アルバム』(英語: Wedding Album)は、1969年に発表されたジョン・レノンオノ・ヨーコの共同名義のアルバム。3作目に当たり、前衛音楽の作品としては最後のものである。

    解説

    レノンは1966年11月ロンドンのインディカ・ギャラリーでオノと出会った。彼は1968年に妻シンシアと、オノは1969年に夫の映画監督アンソニー・コックスと離婚して[注釈 1]、二人は同年3月20日に英国ジブラルタルで結婚した。

    本作は二人の結婚の模様を収めたプライベート・アートといえる作品である。アナログレコードA面「ジョンとヨーコ」は、二人が23分間近くひたすらに互いの名前を呼び合うという内容[注釈 2]B面「アムステルダム1969」は、1969年3月23日から3月31日までオランダアムステルダムのホテルで行われたベッド・インの記者会見と即興での演奏が収められている[注釈 3]

    アナログレコードはアップル・レコード[注釈 4]からボックス仕様で発売され、インスタント写真の複写やブックレット、ビニールカバーなどが添付されていた[2]。再発CDライコディスクから通常の仕様で発売され、日本の発売元のビデオアーツ・ミュージックからはオリジナル・ボックスをCDの大きさに縮小したものも限定発売された。

    収録曲

    Side 1

    1. 「ジョンとヨーコ」 John and Yoko – 22:41

    Side 2

    1. 「アムステルダム1969 (アムステルダムにて、ジョンとヨーコ平和と愛を語る)」 Amsterdam – 24:54

    CDボーナス・トラック

    1. 「誰が風を見た」 Who Has Seen the Wind? (Yoko Ono) – 2:03
    2. 「ほら、聞いてごらん、雪が降っているよ」 Listen, The Snow is Falling – 3:22
    3. 「ドント・ウォーリー・キョーコ (京子ちゃん心配しないで)」 Don't Worry Kyoko (Mummy's Only Looking for Her Hand in the Snow) [注釈 5]– 2:14

    脚注

    注釈

    1. ^ オノにとっては、一柳慧との最初の離婚に続く2度目の離婚だった。
    2. ^ 発売当時、「セックスの記録だ!!」などと評された。
    3. ^ レノンは2度のベッド・インの後、ソロのデビュー・シングル「平和を我等に」を発表した。
    4. ^ 日本盤の発売元は東芝音楽工業
    5. ^ 未発表デモ。

    出典

    外部リンク




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