ヨシダミノルとは? わかりやすく解説

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ヨシダミノル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/24 01:35 UTC 版)

ヨシダ ミノル(本名: 吉田 稔(よしだ みのる)、1935年昭和10年) - 2010年平成22年)10月23日)は、京都市を拠点に活動した日本の芸術家。日本の前衛美術界を代表する芸術家の1人である[3]


注釈

  1. ^ パフォーマンスアート自体は、1956年(昭和31年)に村上三郎が第2回具体美術展で行った「通過 紙破り」が日本のパフォーマンスアートの先駆とされる(出典:人からわかる3分美術史 村上三郎)。また、1970年(昭和45年)大阪万博では、具体美術協会グループとしてパフォーマンスが披露される。(出典:ミン・ティアンポ『GUTAI 周縁からの挑戦』三元社、2016年、188頁。)
  2. ^ 現在の京都市立芸術大学
  3. ^ 具体美術協会加入は1964年(昭和39年)とみる説もある。
  4. ^ この2年後、具体美術協会は創始者の吉原治良の死去により解散する。
  5. ^ 京都市美術館主催
  6. ^ 実際には酒屋の2階に下宿し、展示会場に泊まり込んだわけではなかったが、展示会場に屋上からホースで水道を引いて日常そのものの生活を送った。
  7. ^ 手を入れて握ると抜けなくなるように木の内側をくりぬいて制作したもの。
  8. ^ 福永の解説によれば、暗い会場内にアメリカとアルカイダの旗を蛍光塗料で描き、錆びた鉄のオブジェがそそり立ち、爆撃音を想定させるノイズが流れ、落ち葉が散る空間演出に、過去のヨシダの活動を脈絡なく紹介した写真が壁に飾られていたという。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 「ヨシダミノルと1960年代の絵画」『展覧会カタログ「ヨシダミノルの絵画1964-1967」』、京都国立近代美術館、2014年。 
  2. ^ a b ミン・ティアンポ『GUTAI 周縁からの挑戦』三元社、2016年、213頁。 
  3. ^ a b c d e f “訃報欄”. 京都新聞: p. 25. (2010年10月25日) 
  4. ^ a b c d 「荒木みどりM←→mヨシダミノル」展”. 特定非営利活動法人キャズ. 2019年3月11日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 『神戸からの手紙1983年11月号』神戸新聞出版センター、1983年、9-12頁。 
  6. ^ a b c d 『群青第58巻第3号』講談社、2003年、370-373頁。 
  7. ^ a b NPO法人赤煉瓦倶楽部舞鶴「ヒカリノカタチ」展公式パンフレット(京都府京丹後市網野町ヒカリ美術館」所蔵)
  8. ^ a b c d キュレトリアル・スタディズ06:ヨシダミノルの絵画 1964-1967 展示目録”. 京都国立近代美術館. 2019年3月10日閲覧。
  9. ^ a b c ヨシダミノル『1993第18回グッドアート展カタログ』グッドアート、1993年、1-2頁。 
  10. ^ a b c ヨシダミノル”. アート遊. 2019年3月9日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j ヨシダミノル”. ICC. 2019年3月10日閲覧。
  12. ^ a b 国立新美術館『「具体」ニッポンの前衛 18年の軌跡』国立新美術館、2012年、11頁。 
  13. ^ a b ミン・ティアンポ『GUTAI 周縁からの挑戦』三元社、2016年、173頁。 
  14. ^ a b 国立新美術館『「具体」ニッポンの前衛 18年の軌跡』国立新美術館、2012年、220-221頁。 
  15. ^ a b c d e f g h 暮沢剛己、江森光紀『大阪万博が演出した未来』青弓社、2014年、212-213頁。 
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m 『プレジャー№1』プレジャー編集部、1981年、16頁。 
  17. ^ 「EP3.第3地球勢力」『美術手帖』第313号、1969年、126頁。 
  18. ^ a b 「ヨシダ・ミノル讃」『展覧会カタログ「ヨシダミノル A-Collection』。 
  19. ^ a b c 京都市美術館 (1983年3月31日). “特集1983京都アンデパンダン展”. 京都市美術館ニュース: p. 2 
  20. ^ 『1992年第17回グッドアート展カタログ』グッドアート、1992年、2頁。 
  21. ^ 『1995年第20回グッドアート展カタログ』グッドアート、1995年、15頁。 
  22. ^ 「ヨシダミノル でかるこまにずむ」展”. 浜崎健立現代美術館. 2019年3月23日閲覧。
  23. ^ 国立新美術館『「具体」ニッポンの前衛 18年の軌跡』国立新美術館、2012年、157頁。 
  24. ^ 国立新美術館『「具体」ニッポンの前衛 18年の軌跡』国立新美術館、2012年、158頁。 
  25. ^ 『美術手帖第313号増刊 附録2 国際サイテック・アート展カタログ』美術出版社、1969年。 
  26. ^ ミン・ティアンポ『GUTAI 周縁からの挑戦』三元社、2016年、12頁。 
  27. ^ 「ヨシダミノル Performances in New York」”. RealTokyo. 2022年8月28日閲覧。
  28. ^ a b c ヨシダミノル展 観激”. a gallery now. 2019年3月23日閲覧。
  29. ^ 塩田敏夫 (2018年9月3日). “漂着物、アートに変身 ヒカリ美術館の池田さんら制作 「社会見直す機会に」 9日まで、京丹後・峰山 /京都”. 毎日新聞社. https://mainichi.jp/articles/20180903/ddl/k26/040/291000c 2019年2月5日閲覧。 
  30. ^ キュレトリアル・スタディズ06: ヨシダミノルの絵画 1964-1967 展示目録”. 京都国立近代美術館. 2019年3月10日閲覧。
  31. ^ 日本の象展”. アート・遊. 2019年3月23日閲覧。
  32. ^ Ulterior Gallery at Space 23°c in Tokyo: 「ヨシダミノル Performances in New York」”. アーツカウンシル東京. 2022年8月28日閲覧。


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