ブダ (インド神話)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 07:40 UTC 版)
ブダ(サンスクリット語: बुध Budha)は、インド神話の水星の神またはリシ。
概要
「ブダ」とは「賢い」という意味であり、この名前をもつ神または人物は何人か知られる。『リグ・ヴェーダ』の詩人にブダという人物はふたりあり、ひとりはブダ・アートレーヤ(アトリの子孫のブダ)で、リグ・ヴェーダ5.1のアグニ賛歌の作者とされる[1]。もうひとりはブダ・サウミヤ(ソーマの子孫のブダ)で、リグ・ヴェーダ10.101のソーマの儀式を行う神官の賛歌の作者とされる[2]。
水星は月の子(saumya < soma、śaśija < śaśin)と称せられる。同様に火星(マンガラ)は地球の子(bhauma < bhūmi)、土星(シャニ)は太陽の子(ārki < arka)と呼ばれるが、その理由は明らかでない[3]。
プラーナ文献では、月神ソーマがブリハスパティ(木星神)の妻のターラー(星の神格化)を誘拐してブダを生ませた。ブダはイラー(イダーとも)を妻としてプルーラヴァスを生み、その子孫が月種であるとする[4]。
脚注
参考文献
- The Rigveda: The Earliest Religious Poetry of India. translated by Stephanie W. Jamison and Joel P. Brereton. Oxford University Press. (2014). ISBN 9780199370184
- Burgess, Ebenezer (1860). Translation of the Sûrya-Siddhânta: A text-book of Hindu astronomy. New Haven
- Pargiter, F.E. (1922). Ancient Indian Historical Tradition. Oxford University Press
関連項目
「ブダ (インド神話)」の例文・使い方・用例・文例
- その魚はブダイ科に属します。
- ロンドンとアブダビでトランジットしなくてはならない。
- その橋はブダの町とペストの町をつないでいる.
- ダブダブした肉合
- ダブダブするズボン
- カンムリブダイ
- ダブダブのズボン
- ブダイ類
- ウィーン、ブダペスト、およびベオグラードは、ドナウ川の川岸にある
- レイブダンスパーティーの参加者
- アブダビという,アラブ首長国連邦の首長国
- アブダビというアラブ首長国連邦の首都
- ハンガリーの首都であるブダペスト
- ブダガヤの遺跡という仏教遺跡
- ブダペスト学派という政治学派
- ブダペスト政治学派に属する人
- アブダビについてお話をさせてください。
- アブダビはアラブ首長国連邦の首都で,日本の西,約8,200キロに位置しています。
- アブダビの街には高層ビルが立ち並んでいます。
- ハンガリーのブダペストで行われていた世界レスリング選手権は10月2日に7日間の競技を終えた。
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