ピースマーク関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:04 UTC 版)
「コードギアス 双貌のオズ」の記事における「ピースマーク関連」の解説
ズィー・ディエン(紫電) 20歳。中華連邦出身。「ピースマーク」と関係を持っているテロリストの一人である青年。同じく、ピースマークの依頼で行動するオルフェウスと共闘することが多い。勝手にオルフェウスの兄貴分を気取っているが、当の本人からは相手にされない事が多い。しかし、KMFのパイロットとしての技量は、カスタマイズされたとはいえ旧式機であるグラスゴーでオルフェウスと巧みな連携を見せる点からも優秀で、また自らが土産として購入した紅茶を彼が気に入って飲んでいるといった描写からも、気の許せる間柄なのは確かである。料理や食材に関してはうるさいらしく、大量の食材を買い込んで呆れているガナバディに対し、「君子は道を謀りて食を謀らずだ」と語っている。 古くは中華連邦に生まれながら、幼少から各国を転々として育ち、ブリタニアと中華連邦が共同統治するタイの闇社会でKMFを用いた賭け試合で「ゼッド・ザ・タイガー」の通り名で呼ばれる不敗のチャンピオンとなっていた。だが、その彼をピースマークに勧誘するミッションを受けて賭け試合に出場したオルフェウスと接戦を繰り広げ、さらにそこへ踏み込んだブリタニア軍の攻撃からオルフェウスとの共闘で生き延びたことを機に、ピースマークの一員となった。 こうした出自から、裕福な上流階級といった俗に言う「恵まれた人間」が嫌いである一面を持つ。ベルリンでのネーハ救出ミッションに際しては不満を露わにしているが、彼女もまた不幸を経験したものの一人である事実を知ってからは、態度を改める様になる一方で、オルフェウスとの件でからかったりもしている等、良好な関係を築いている。また、ブリタニア語など複数の言語は話せるものの逆に中国語は中途半端にしか話せず、中華連邦本国と地理的にそれほど遠く離れていない香港租界では「言葉が半分くらいしか通じない」と発言している。 「O2」では中華連邦でオルフェウスの捜索を行っており、合流後もコンビを組む。グリンダ騎士団と同盟を結んだ後は、ダスコやリーフォン、ファイヤーボールズ等と共にダモクレスへの強襲に参加する。全てが終わった後は、リーフォンと共に料理店を開いているが、料理の下手な彼女に苦労させられている模様。 搭乗機は独自にカスタマイズが施されたグラスゴーだが、敵軍の機体をオルフェウスのギアスで騙し取り、現地調達することもある。また、これらで戦っていた時は射撃戦を主眼に置いた戦法をとっていたが、本来は刃物系の武装を用いた近接戦闘を得意としており、後に自らの搭乗機として月下紫電を受領してからは、その本領を発揮していく事になる。 ガナバディ 55歳。インド出身。「ピースマーク」と関係を持っている技術屋兼商人。オルフェウスを個人的に高く買っており、彼からの仕事の依頼を最優先で引き受けようとする懐の広さを持つ。また、大金を積めさえすれば、完璧な整備の施されたKMFを用意してくれる等、商人としての腕も優秀である。 ミス・エックス / ミスティ・イクス 年齢不詳だが、本人曰くオルフェウスとオルドリンよりは年下らしい。国籍不明。「ピースマーク」からの依頼を伝える仲介人を務める謎の美女。妖艶さと幼さを合わせた様な仕草を見せることが多い。また、オルフェウスには本気で好意を寄せている。 「O2」ではオルフェウスの行方を捜してエリア24へ渡っており、「大グリンダ騎士団」と「マドリードの星」の戦闘に遭遇、オルドリンと出会いミスティ・イクスとしてペンデルトン学園に通う傍らで「サハラの牙」のグラスゴーを「マドリードの星」に提供する。「マドリードの星」が壊滅した後は行方をくらましていたが、中華連邦でミス・エックスとしてオルドリンと再会する。 コーネリアの計画に参加し、ダモクレスへの奇襲作戦を共に練り上げ、決戦へ赴く前に自らの本名をオルフェウスに告げ、告白する。 その正体に関しては最後まで具体的に語られなかったが、面影が何処かマリーベルに似ていて且つオルフェウスとオルドリンよりも年下、記憶を失っていた時期のオルドリンからも「誰かに似ている」と評されている点や「02」のラストでマリーベルの墓所と思われる場所で佇んでいる点からも、その正体は爆破テロで死んだはずのマリーベルの妹・ユーリア・メル・ブリタニアではないかという説がある。
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