マドリードの星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:04 UTC 版)
「コードギアス 双貌のオズ」の記事における「マドリードの星」の解説
マリルローザ・ノリエガ エリア24の帝立ペンデルドン学園に通う少女で、ブリタニア人の父親とスペイン人の母親の間に生まれている。家が貧しい為に、オルドリン同様にオイアグロから特待生として便宜を図ってもらっている。明るくノリの良いフレンドリーな性格で、記憶を失ったオルドリンと親友の間柄になっている。オルドリンからはマリーベルと同様に「マリー」という愛称で呼ばれており、弾圧を繰り返し恐怖政治に等しい政策をとっているマリーベルと同一視される様で嫌がっているが、時折満更でもない様子も見せる。 実はブリタニアに抵抗活動を続けるレジスタンス組織「マドリードの星」のリーダーを兄に持っており、自身もレジスタンス組織に参加して戦う事を望み、拠点へ足しげ無く通っているが、兄からは反対されていた。ある日、大グリンダ騎士団によって拠点となる闘技場が襲撃されているのに気付きその場へ向かってしまうものの、騎士団の攻撃で負傷してしまい、その場に居合わせたミス・エックスによって救出される。 オルドリンがアマネセールのパイロットとして組織に参加したのを機に自身も組織に加入しているのだが、マリーベル皇女の拘束作戦時にて、リドール・ナイツのヴィンセント大部隊による猛攻によって全身を串刺しにされる形で無残にも殺されてしまうだけでなく、その死体をオルドリンの眼前に見せ付けられるという悲惨な最期を迎えた。 死後もオルドリンに「もう一人のマリー」として強く影響を残し、彼女が信念を改めるきっかけにもなる。 搭乗機はエストレヤ。 フェルナンド・ノリエガ マリルローザの兄で、エリア24で反ブリタニアの抵抗活動を行うレジスタンス組織「マドリードの星」のリーダーを務める青年。陽気で軽薄な優男を装っているが、その内には祖国であるスペインを解放する為の強い意志に満ちている。妹がマドリードの星に参加して戦う事には反対していた。 妹のマリルローザを助け、インドから届けられた試作KF「アマネセール」で組織も救ってくれたオルドリンの実力を見込んで、彼女をアマネセールのパイロットとしてスカウトする。しかし、マリーベル皇女拘束作戦時にて、彼女を追い詰めたものの、リドール・ナイツの駆る88機ものヴィンセントによる容赦の無い猛攻撃によって戦死。その死体はマリルローザと共に、アマネセールを駆るオルドリンの眼前に晒されてしまう悲惨な末路となった。 純血のブリタニア人のオルドリンを組織にスカウトしたのは「自国の行いを正してほしい」という願いから来ており、扇達と比較して柔軟な考え方を持っている。 搭乗機はエストレヤ。
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