マドリードの庶民たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 15:14 UTC 版)
「アラトリステ」の記事における「マドリードの庶民たち」の解説
グァルテリオ・マラテスタ シチリア島出身の殺し屋。ルイス・アルケサル配下の暗殺者部隊を指揮し、アラトリステをつけねらう。イニゴに対しては優しい一面も見せる。口笛が得意で、特にシャコンヌのメロディにこだわりを持つ。 マルティン・サルダーニャ アラトリステの戦友の一人で現在はマドリード市警の警部補。なにかと当局に睨まれる行動をするアラトリステをさり気なく助けていたが、1626年にある事件に巻き込まれてアラトリステと決闘を演じ、瀕死の重傷を負う。しかしアラトリステの配慮によって一命を取り留める。 バルトロ・カガフエゴ カガフエゴというのはあだ名で名字は不明。1623年にマドリードの刑務所でアラトリステと知り合う。1626年にセビージャの刑務所でアラトリステと再会し、アラトリステの口利きで特赦を受けて密輸船拿捕の極秘任務に参加。その後、マドリードに戻って売春宿の用心棒となる。剣の腕は大したことが無いがアラトリステに心酔しており、ある事件ではアラトリステの危機を救ったこともある。 カリダ・ラ・レブリハーナ マドリード在住のアラトリステの愛人。アンダルシアのレブリハ出身。元は娼婦であったが、現在は居酒屋「トルコ亭」を経営している。アラトリステの大家でもある。アラトリステが出征している間も操を立てる良い奥さんであるが、アラトリステは現地妻を作ってしまうのである。
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