ババコンガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:46 UTC 版)
「牙獣種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事における「ババコンガ」の解説
別称:桃毛獣(ももけじゅう)/(亜種)緑毛獣(りょくけじゅう) 登場作品(原種):MH2/MHP2/MHP2G/MH4/MH4G/MHXX/MHF 登場作品(亜種):MHP2G/MH4/MH4G 作品中の分類:尖爪目堅歯亜目鈍牙上科コンガ科 全長:約984センチメートル/全高:約361センチメートル/脚裏のサイズ:約52センチメートル テーマ曲:密林の無法者(MH2〜MHP2)、密林の大食漢(MHF〜MHP2G、MHXX) 基本的にはコンガと同種だが、群れのボスとなり頭頂部の毛を木の実や草の汁でまとめ上げ、自らがボスであることを主張するようになった個体をババコンガと呼ぶ。体も通常のコンガより大きく、爪も長く発達している。尾で物を掴むことができ、キノコや鉱石、骨などを持ち歩いていることがある。戦闘中に放屁することがあり、ハンターが浴びるとコンガ同様にアイテム使用制限の効果を受ける。自分のフンを尻尾で掴んで投げつけることもある。また、毒テングダケ、マヒダケ、ニトロダケなどを食べ、その成分と体内の酵素を利用して毒や麻痺、炎のブレスを吐く。ただし、生肉系の罠に含まれる毒素は調合の際に変質しているため、体内で分解できずに状態異常に陥ってしまう。角質状の腹を膨らませ、仁王立ち状態になることがある。その場合、腹部への攻撃は弾かれてしまい、近くにいると腹に弾き飛ばされてダメージを受ける。ひとたび食料を目にするとハンターとの戦闘中でも食べ始める。 特異個体は、ジャンププレスのときに3回連続でバウンドしながら広範囲に影響を及ぼす放屁を放ったり、立ち上がって腕と尻尾を器用に使いながらフンを4回連続で投げつけるなど、悪臭に関わる攻撃が強力になっているほか、発生させる龍風圧と倒れこんでからの大暴れ攻撃で隙が非常に少なくなった。体内には毒、麻痺、睡眠、炎の4種類の成分を常に溜めこんでおり、対応するキノコを食べることなくそれらを自由自在に吐き出すことが可能となっている。また、外見ではトサカと尻尾でつかんでいるものが巨大化している。 MHP2Gでは緑色の体毛をした亜種が登場し、同時に三つのフンを投げつけたり、腹を強く叩いてから広範囲に影響を及ぼす「大放屁」を放つなど、行動に変化が見られる。亜種は原種の弱点である火属性に耐性を得たが、氷属性にはむしろ弱くなってしまっている。MH4の亜種は放屁に爆破属性が付加された攻撃をすることがある。MH4GのG級クエストでは原種、亜種ともにぶら下がり時の放屁攻撃が追加されている。MHFのG級では押しつぶし攻撃や腹ガードからの復帰時などの動作と同時に、正面へ悪臭ブレスを放つようになっている。また、頻度が少ないので認知度は低いが咆哮を行う際にも放射状に口臭ブレスを放出する。 2013年4月16日には一日限定で、MHFからMHF-Gへのバージョンアップの記念としたイベントの最後して、顔が同ゲームプロデューサー杉浦一徳のものになっている巨大なババコンガ「???」が登場。よく見ると背中にファスナーがついており、ババコンガの着ぐるみを着た杉浦一徳だということがわかる。着ぐるみらしくお腹に金色の文字で「Frontier」とプリントがしてあったり、通常のババコンガがキノコなどを掴んでいる尻尾には、翌日の4月17日に発売する「モンスターハンターフロンティアG G1プレミアムパッケージ」を代わりに掴んでいる。ハンターと遭遇するとババコンガのように威嚇を行うのではなく、試合開始とでも言うかの如くハンターに対し直立して一礼をする。基本的な攻撃方法はババコンガ特異個体に準じているが、放屁やブレス攻撃などは行わない。引っ掻き攻撃を行うたびに花吹雪が周囲に舞い、フン投げの代わりに前述のG1プレミアムパッケージを連続で投げつけてくる(これを食らうとハンターの体力が回復する)。また、設置した筒から花火を放つこともあり、これが炸裂すると「Gもよろしく」という6文字が花火で演出される。ハンターから攻撃を受けても出血することはなく、着ぐるみが少しずつ破れるかのように白い綿が飛び散り、さらに頭部を部位破壊すると被っている白い帽子が飛ばされ、討伐された際は一旦倒れ込んでから起き上がりハンターの「手を振る」のモーションをとるなど、徹底的におふざけが入ったネタモンスターとなっている。また、このババコンガの着ぐるみを着た杉浦一徳を討伐するとモンスターリスト上は「ババコンガ」として扱われ、4月17日朝6時からメンテナンス開始までの1時間の間だけ戦えた最大サイズの個体は2164.8cmのババコンガとして記録された。 2014年のエイプリルフールでは、ひどい便秘で(おそらく腸閉塞となり)心停止状態となったババコンガを救うという内容のクエストが配信された。クエスト中はこのババコンガの糞と放屁で密林全体が煙幕のような悪臭ガスに包まれた状態となっている。電気ショックと心臓マッサージとして雷属性の打撃武器で倒れたババコンガを攻撃することとなり(なお、違う属性や斬撃武器で攻撃するとババコンガは完全な心停止となり死亡、クエスト失敗となる)、叩くたびに腹に溜まっていた大量の糞と屁を放出し、完全に助けた際には巻き込まれると即死級威力を持つ爆発的な放屁を行う。
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