バトンQ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 07:41 UTC 版)
メンバー各自の名前には、それぞれ「きゅう」という読みを持つ漢字が一字含まれている。 レッドバトン / 牛若特急 あわてん棒を持つ。第一話から登場した主人公的存在で、文字通り慌て者の性格。特技は超スピード。守護霊は牛若丸。ベルトのバックルには機械部品が収納されており、ボタンを押す事で解凍、レッドが考えた通りのメカが組み上がる。終盤ではジャイアントふけい鬼にぶつかった衝撃でノンビリ屋となり、敵の人質にされてしまったため最終話を除いてはほとんど出番がなかった。最終決戦時は牛魔大王にとどめを刺した(その際のシーンは、第一話で遮断鬼と戦った際のオマージュとなっている)。 15年後には世界的なレーサーになっている。 イエローバトン / 金田求太郎 けちん棒を持つ。かなりの守銭奴だがチームの頭脳派で、曰く「本当のけちん坊とは、お金の扱いが上手い人間」。また、メンバーの中では比較的常識人で、ツッコミに回る事も多い。初登場時のみ、彼の持つ招き猫型貯金箱が変身したサポートキャラ・マネーキーが登場した。守護霊は金太郎。 15年後にはエコロジー研究者として、世界初の有人紙飛行機の開発に成功した。 ブラックバトン / 倉田天九郎 いばりん棒を持つ。大企業の御曹司。基本的にいばっているだけで何もしないが、強力な説得力を持った言葉を発し味方どころか敵すらもその気にする特技を持つ。守護霊は鞍馬天狗。予告時は彼が中心に添えられており、顔つきも大きく違っていた。 15年後には倉田グループを世界的企業に発展させた。 ピンクバトン / 桃園美弓 あばれん棒を持つ。とんでもない怪力の持ち主で、花を摘む感覚で桜の木を引っこ抜いた事もある。本人はおしとやかにしたいと思いつつも暴れたいという欲求が押さえきれず、謎のヒロインセータームーン・ウールとして悪と戦っていた(ちなみに外見はセーターを着て長い鉢巻きを付けただけなので、誰が見ても正体はバレバレだった)。守護霊は桃太郎。メンバーの中では最初にパワーアップを果たした。髪型は横紙を結んだポニーテールだが、予告時はツインテールだった。少なくとも、彼女と牛若、金田の3人はクラスメートである(彼女は初登場時の第四話で転校してきた)。実は料理が苦手で、その事にコンプレックスを抱いている。 15年後には格闘技の世界チャンピオンになっている。 ブルーバトン / 一寸泣助 あまえん棒を持つ。常におどおどとした性格だが、常軌を逸した強運の持ち主(年賀状のお年玉くじで一等の高級テレビを複数当てる等)。守護霊は一寸法師。 15年後には持ち前の強運で年末ジャンボ宝くじを15回連続で当て、とてつもない大資産家になっている。 ホープ一号 未来のキ棒を持つロボット。上記5人の子供たちに棒を授ける。その正体は孫悟空だった。 孫悟空 西遊記の妖怪。牛魔博士に奪われた如意棒を取り戻そうとした際の事故で脳以外は全て機械になっている。なお、ホープ1号時の一人称は「ボク」だが、彼本来の一人称は「オレ」。 三蔵法師・沙悟浄・猪八戒 西遊記の時代で出会う。ホープ一号の正体に気付いたようだ。なお、三蔵法師は巨大なたらこ唇の持ち主であり、対面したバトンQの面々からは「イメージが……」と呆けられていた。 ちなみに牛魔王や金角・銀角兄弟が現代まで生き延びた理由は、「悟空が牛魔博士と一緒にタイムスリップした事で歴史が変わり(「悟空がいなくては妖怪に勝てない」と、三蔵一行が旅をやめてしまった)、そのため妖怪達が悟空に倒されるという歴史が改変してしまった為」と説明されている。
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