白洋【ハクヨウ】(草花類)
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登録番号 | 第14115号 |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 白洋 よみ:ハクヨウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 弓戸正道 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町常2-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 弓戸正道 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「夏弓戸」に白色系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長は中、茎の太さはやや太、色は緑と紫及び褐である。たく葉の大きさは小、形は深裂せず、葉の着き方は上向き、葉長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻は深、基部の形は平、表面の色は中である。側らいの数は少、舌状花の重ねは八重、花の大きさは大、厚みは中、花首の長さはやや短、花たくの形は盛り上がったドーム状である。舌状花の多少はやや多、向きは斜上、主要な形は舟底弁、2次的な形はさじ弁、花筒部の長さはかなり短である。外花弁の長さはやや長、幅は中、花弁先端の形は歯、弁舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)である。管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性はかなり早である。「精雲」と比較して、たく葉が小さいこと、たく葉の形が深裂しないこと、花弁先端の形が歯形であること等で、「精の進」と比較して、花たくの形が盛り上がったドーム状であること、舌状花の主要な形が舟底弁であること、2次的な形がさじ弁であること、花弁先端の形が歯形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に育成者のほ場(広島県福山市)において、「夏弓戸」に白色系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
白陽【ハクヨウ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8564号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | もも | |
登録品種の名称及びその読み | 白陽 よみ:ハクヨウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岡山県 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市内山下二丁目4番6号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 依田征四、笹辺幸男、木村剛、清水佐伯男、森敦茂、谷本英治、藤井雄一郎、高木伸友、石田喜久男、片岡正治、各務裕史、紅谷文夫、平松竜一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「都白鳳」に「山根白桃」を交配して育成されたものであり,果形が円,果実の大きさがかなり大,果皮の地色及び果肉の色が白の育成地(岡山県赤磐郡山陽町)では8月上旬に成熟する毛ももである。樹姿は中間,樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さ及び節間長は中,枝梢の色は緑である。葉身の形は中,葉縁の波打ちは少,葉の大きさは中,葉身の色は緑,光沢はやや多,蜜腺の形は球腎である。花形は普通咲,花の大きさは中,花弁の数は単弁,形は円,波打ちは有,大きさは中,色は淡桃,花粉の有無は無,がく筒内壁の色は鮭肉,がく筒の形は鐘,がく片先端の形は鈍である。果実の外観は円,果頂部の形は凹,凹は浅,梗あの深さは深,広さはやや広,赤道部の縫合線は浅,果頂部の縫合線は中,果実の大きさはかなり大,果皮の地色は白,果皮の着色は少,濃さは淡,形はぼかし,果面の毛じの有無は有である。切った直後の果肉の色は白,果肉内の着色はやや多,核周囲の着色は少,果肉の粗密はやや密,果肉繊維の多少は少,果皮の剥皮性は中,肉質は溶質,果汁の多少は多,甘味は中,酸味は少,渋味及び苦味は無,香気は少である。核と果肉の粘離は離核,核の形は楕円,大きさは大,色は濃褐,核面の粗滑はやや滑である。開花期は早,発芽期は中,成熟期(満開から成熟までの日数)は111~120日で育成地においては8月上旬である。果実の着色の難易は難,生理落果の多少はかなり少,核割れの多少及び裂果は微である。「清水白桃」及び「山根白桃」と比較して,花粉が無いこと,果実が大きいこと,核と果肉の粘離が離核であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に岡山県立農業試験場(現岡山県農業総合センター(赤磐郡山陽町))において,「都白鳳」に「山根白桃」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「岡山桃交配2号」であった。 |
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