藤井雄一郎とは? わかりやすく解説

藤井雄一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 10:26 UTC 版)

藤井 雄一郎(ふじい ゆういちろう、1969年5月28日 - )は、静岡ブルーレヴズの監督。元ラグビー選手で、現役時代のポジションはセンター(CTB)、ウィング(WTB)。次男の藤井達哉もラグビー選手(現・NECグリーンロケッツ東葛)。

経歴

天理高等学校名城大学卒、社会人ではニコニコ堂サニックスで2001年までプレーした。

2002年に母校である名城大学のヘッドコーチに就任。就任一年目で中京大学の東海リーグ133連勝を止め、翌年、大学選手権出場は逃したが、20年ぶりの東海リーグ優勝に導いた。

2004年、サニックスに復帰しバックスコーチとなる、2005年には監督に就任。トップリーグ昇格当初低迷が続いたサニックスだが、藤井の監督就任後(12位→9位→12位→11位→7位→8位)、3度の入替戦を行っているものの、着実に順位を上げ、1度もトップリーグからの降格はしていない。 トップリーグ唯一の雑草集団と言われるチームを率い、残した戦績は日本ラグビー界から高い評価を受ける。

2013年豊田自動織機に入れ替え戦で破れ降格、2014年シーズンは九州リーグトップチャレンジ全勝でトップリーグに復帰したが、最下位に終り1年で再降格した。2015年シーズンは九州リーグトップチャレンジ全勝で入れ替え戦でもNTTドコモレッドハリケーンズに勝利して1年でトップリーグに復帰した。

2016年より現役監督としては初めて日本協会理事となる。

2018年サンウルブズに所属、キャンペーンディレクターを経てGMに就任、サニックスの監督を退任、日本ラグビーフットボール協会15人制代表副強化委員長に就任。

2019年のワールドカップでは、ラグビー日本代表チームの強化委員長[1]として、史上初のベスト8に貢献する。2021年に強化委員長の役職はナショナルチームディレクターへと名称変更された[2]

2023年8月21日、静岡ブルーレヴズの監督に就任した[3]ワールドカップ2023終了後の11月8日、男子15人制日本代表ナショナルチームディレクターを退任[4]

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