ノベライズの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:16 UTC 版)
「デストロ246」の記事における「ノベライズの登場人物」の解説
六ツ木 夏乃(むつぎ なつの) ノベライズ「ハンマーレイジ」の主人公。神奈川県立A高校中退の17歳。ウェーブの掛かった背中まで伸びた髪と、血管まで透き通るような白い肌が特徴の華奢な美少女 万両系列のヤミ金から借金をしていた父親の工場が経営破綻し、それにより両親を失ったため復讐を決意。万両組の関係者を次々と殺害していく。 これまではケンカにさえ縁が無いような大人しく物静かな女子高生に過ぎなかったが、殺人のセンスには天性のものがあり、場数を踏む度に爆発的に殺しの腕前を上げていく。 腕力は十人並みだが、殺人を行う際は何らかのトリガーが入った状態になり、得物の組立式大型ハンマーを手足のように操る。 氏家(うじいえ) 夏乃の協力者。爬虫類のような顔をした筋モノ風の男。万両サイドの動向を探り、必要であれば暗視スコープやスタングレネード等の物品を用立てる。殺しの際は運転手兼指揮官として、現場近くに車で待機し夏乃に指示を出す。 もとは万両組系列ヤミ金の債務者。返済のためヤミ金の事務所を訪れた際に、夏乃がヤミ金の人間を殺害していた現場に遭遇し、借金をチャラにすることを目論んで共同戦線を張るよう持ち掛けた。 真鍋(まなべ) 万両組の構成員。五十代。先代の頃から長らく組を支えてきた最古参で、苺からの信頼は厚い。 ある取引の際に苺から貰い受けた、グリップにレリーフが施されたシルバーのガバメントを愛用。舎弟である佐々岡と三崎を殺され復讐を誓うが移動中に夏乃に襲われ、乗っていた車ごとハンマーで潰されて死亡。 佐々岡(ささおか) 万両組の構成員。三崎と共に、一連の"万両潰し"の最初の犠牲者とされる。死体はハンマーで執拗に叩き潰されており、苺はその様をマルゲリータピザに喩えていた。 三崎(みさき) 万両組の構成員。佐々岡と同様のやり口で夏乃に殺される。 橘(たちばな) 万両組の系列組織「万両レジデンス」の構成員。横浜駅付近のホテルに滞在していたところ、夏乃の襲撃を受け殺される。死体は頭部を潰されて磔にされており、壁には自身の血で「万両」「鉄槌」の文字が書かれていた。 石嶺(いしみね) 万両組の系列組織「万両ファイナンス」の構成員。中華街外れの雑居ビルから脱け出して裏路地を逃げるが、待伏せていた夏乃の色仕掛けに乗ってしまい殺される。 逃水(にげみず) 横浜界隈を根城にする情報屋。複数の通り名を持っており「逃水」はその一つ。万両組との付合いは長く、真鍋とも旧知の間柄。 梅花の師匠的な人物で、「機を待って必要な情報を逃さず入手する」という素地を養えるように釣りを趣味として薦めたのも彼である。 存在を悟られないことを仕事の信条としており、変装が得意。中年サラリーマンに化けた際には梅花ですら注意を凝らしてやっと本人であると気付けたほどである。 人間観察への興味に加え、変装道具の調達という目的も相まって自身の趣味はリサイクルショップ巡り。銃はサプレッサー付のワルサーPPKを使用。
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