ノベライズ『VS JOJO』シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 09:31 UTC 版)
「ディオ・ブランドー」の記事における「ノベライズ『VS JOJO』シリーズ」の解説
恥知らずのパープルヘイズ カンノーロ・ムーロロが引用する、ギャング組織「パッショーネ」のボス・ジョルノの語り口が、闇の帝王として君臨したDIOの言動に酷似している。 OVER HEAVEN Part6に登場した、DIOが書いた「天国へ行く方法」についてのノートの内容。 承太郎が焼却したノートの灰から暗号化されていた内容を復元したものという設定で、前書きに「解釈のひとつである」とする旨の注意書きがある。 原作の様々な事柄をディオ(DIO)の視点から記している。文章を通しているため戦闘時のディオの興奮や激昂は無く、感情面も全体的に落ち着いている。作品の執筆時期が影響し、Part7以降の要素にまで触れられている。また、ディオの母についての掘り下げがある。 本作においては、一貫して「ディオ」と表記される。「DIO」の表記は、強調的に、ディオ自身が「人間ではない純粋な誇りある存在」という意味で使用している。 JORGE JOESTAR 2つの世界で、2人のディオ・ブランドーが登場する。 1人は、いわゆる「『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドー」。自らのスタンドとして、ザ・ワールド(後に強化され「ザ・ワールド・アルティメット」となる)に加え、茨の冠たる「ザ・パッション(受難)」、および無自覚の「ビヨンド」を持つ。登場人物の何人もが彼の手駒である。 ジョージII世最大の敵として登場する。カンオケから100年ぶりに目覚めた後、時間移動と並行世界移動の手段を手に入れ、眠っていた100年間をさかのぼって暗躍。ディアボロやジョルノ・ジョヴァーナ(本作におけるジョルノ・ジョバァーナ)を圧倒し、最終的には究極生命体となってカーズや名探偵ジョージと戦う。両手両足に聖痕があり(ディオの空裂眼刺驚を受けたことで生じた、ジョナサンの肉体の負傷)、茨の冠と併せて「神」になぞらえられている。 もう1人は、パラレルワールドの同一人物であるディオ・ブランドー・ジョースター。名探偵ジョージ・ジョースターの100年以上前の代の養子という、過去の人物。列車強盗を行ったところを、義兄弟のジョナサン・ジョースターに止められ、相討ちとなって死亡したことが語られている。
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