テキスト表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:26 UTC 版)
「Tektronix 4010」の記事における「テキスト表示」の解説
アルファモードでは、4010は74文字の35行を表示します。ターミナルは当時の標準では「ダム」であり、アドレス指定可能なカーソル位置などのさまざまなスマートターミナル機能がありませんでした。また、端末には重要なバッファリングがなく、多くの操作によってデータが失われる可能性があります。特に、キャリッジリターンには約100〜200 µsかかり、画面のクリア操作はそれよりもはるかに長くなりました。これらの期間中にデータが失われるのを防ぐために、それ以上のデータを遅らせるのはホストコンピューター次第でした。 興味深い機能の1つは、35番目の文字の2番目の余白です。これにより、画面の左側と余白0の場合はその点の間、または余白1の場合はその点と画面の右側の間で線を制限できます。これは、グラフィックとテキストを混合したり、2列のテキストを表示したりする場合に便利です。列の切り替えは、任意の列の最後の行に移動し、改行を押すことによって行われました。その後、カーソルは次の列の上部に再表示されます。これらの境界内での描画を制限する試みはなかったため、適切なポイントにCR / LF文字を挿入して、行がマージン内にとどまるようにするのはホストソフトウェアの責任でした。マージン0に書き込む行は、CR / LFが35文字目の前に折り返されるように送信されなかった場合、画面の全長を延長しますが、同じ行のマージン1領域のデータは、後で書き込まれ、上に描画されます。 これらの端子は、オプションでプラグイン回路基板を介して2番目の文字セットをサポートし、 SO文字とSO文字のSIかを選択します。
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テキスト表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 04:03 UTC 版)
いわゆるキャラクタ単位のテキスト画面は用意されず、グラフィック面とは別に512KBのビットマップVRAMが用意されていた。 X68000のテキスト面はプレーンドピクセル方式のビットマッププレーンであり、同時代の標準的なパーソナルコンピューターのグラフィック画面に相当する情報量と表現力を持っていた。ビットマップによるテキスト表示は、その表現力と引き換えに、キャラクタ型VRAMと比較すると負荷が重い(遅い)ものであるが、X68000のテキストVRAMには同時プレーンアクセス機能やラスタコピー機能、ビットマスク機能などの画面制御機能が用意されており、CPUの処理を大幅に軽減することが可能となっていたため、十分な速度を得ることができた。 テキストVRAMは4プレーン存在するが、通常、そのうち2プレーンはマウスカーソルとソフトウェアキーボード、電卓の表示に使用されるため、テキスト表示は2プレーンで行われることが多い。 テキスト表示用にフォントパターンをROMに搭載している。このCGROMに搭載されている文字種は、16×16ドットのJIS第1/2水準漢字に加え、24×24ドット、12×12ドットのJIS第1/2水準漢字(非漢字752文字、第1水準漢字3,008文字、第2水準漢字3,478文字)である。このほか、ビットマッププレーンを生かし、ユーザー定義のフォントを使用することも可能だった。 通常の16ドットフォントを使用した際のテキスト表示は半角で96文字×32行であるが、VRAM自体は1,024×1,024ドットの広さを持っており、これを利用してSX-Window Ver.3.xでは起動時オプションの指定で最大1,024×848(インターレース)での表示が(隠し機能的に)可能なほか、CRTCのレジスタ操作と入力周波数の物理的な変更により、1,024×1,024ドットのフルスクリーン表示なども実現されている。なお、インターレース表示での高解像度画面は、長残光CRTを使用しないかぎりちらつきが著しく実用に耐えない。そのため、X68000 Compact XVIやX68030ではSX-Windowの640×480表示用に追加搭載された50MHzのクロックオシレータをより高周波数のもの、具体的には80MHzや100MHzのものに交換し、高解像度対応のCRTと組み合わせてSX-Windowの高解像度表示を実用的なものとすることが『Oh!X』誌で紹介され、一部でこの改造が流行した。 このテキスト面は前述の画面制御機能が使用できるほか、1ワードで最大16ドット、ロングワードで32ドットの書き換えが可能となるため、用途によってはテキスト画面をグラフィック画面代わりに使用し、他機種からのゲーム等の移植にも使われた。ビジュアルシェルやSX-WindowもテキストVRAMで実現されている。
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