ダンジョンの住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:40 UTC 版)
オウル 主人公。フルネームはアイン・ソフ・オウル。魔王。83歳。魔術で若返っており、見た目は20歳前後に見える。用心深く慎重な合理主義者。口癖は「人は必ず裏切る」。 リル サキュバス。真名はリルシャーナ。ずぼらでいい加減なところがあるが、悪魔にしては気さくで面倒見がよく、何かとオウルにこき使われては貧乏くじを引いている。オウルにダンジョン補佐として召喚され、以来片腕として働いている。スピナが裏切った際に肉体の大部分を失い、オウルの魔力で補完したことにより前世の記憶を取り戻し、オウルの師、ラズの生まれ変わりであることが発覚する。それ以降は魔道具の開発も得意とするようになる。 ユニス 英雄。正義感の強い真っ直ぐな少女。「英雄の星」の元に生まれており、若くして剣の達人であり、魔術も扱う。「邪悪なる魔術師」オウルを討伐に来たところ、逆に撃退され、洗脳されてオウルに愛を誓う。兄ザイトリードとの戦いに破れて洗脳を解かれるも、オウルへの愛は変わらずザイトリードに殺害される。死後英霊となってからはオウルの敵として呼び出されるものの、生前に誓ったゲッシュによってオウルの元へと帰還する。英霊としての能力は『自由自在の転移』。 スピナ 魔女。本名はソフィリシア。寡黙で冷酷な鉄面皮。半身に負った大火傷のせいでオウルへの生贄には相応しくないとされていたが、その心根を見抜いたオウルによって火傷を治され、以後弟子となってスピナを名乗る。オウルに心酔しており、オウルのためであれば自分自身の命さえ厭わぬ性格。スライム作りの天賦の才を持ち、オウルが神聖国家ラファニスに挑もうとしたときには自分自身の身体をスライムと化して止めようとしたが、前世の記憶を取り戻したリルに阻止される。 マリー 幼女。天真爛漫で自由奔放な幼い女の子。特に役立てるような技術も知識ももっていないが、ローガンを従わせるのに一役買っている。二期以降では成長した姿となり、ヒロインとして活躍する。 ローガン レッサーデーモン。幼女の血や魂に目がないロリコン。マリーの血に釣られてオウルに半ば騙され、不利な条件で契約してしまう。恐ろしい外見の割にノリが軽いコメディリリーフ。 エレン 黒アールヴの長。竹を割ったような性格の武人で、弓の達人。自分の仲間を殺した白アールヴへの復讐を手伝う事と引き換えに、オウルに手を貸す。復讐相手のセレスとは当初険悪だったが、共にオウルの部下となったことで和解に至る。 ミオ 牧場の娘。生贄としてオウルのダンジョンにやってきたごく普通の村娘。控えめでおとなしい性格だが、家畜の扱いになると厳しい。オウルにその家畜の扱いを見込まれ獣の世話をするうちに、竜や魔獣をも操る『獣の魔王』と呼ばれるまでに成長する。 ナジャ 『アラン遊撃隊』の一人。剣士。生真面目で一本気な性格。催眠と幻術によって洗脳され、オウルを愛していると錯誤させられる。 シャル 『アラン遊撃隊』の一人。僧侶。温和で心優しい性格だったが、快楽によって籠絡されオウルの男性器を信仰する色情狂にされる。 ウィキア 『アラン遊撃隊』の一人。魔術師。沈着冷静で寡黙。仲間の魂を賭けたオウルとの勝負に負け、魂を支配される。 ノーム ダンジョン入り口にできた街で商いを始めた商人。一介の冒険者と偽り街を訪れたオウルの正体を見抜き、商取引を行う。 ファロ クドゥクの盗賊。一介の冒険者と偽ったオウルと共にダンジョンを探索する盗賊役として雇われ、探索終了とともに部下として籠絡される。 セレス 白アールヴの姫。エレンにとっての仇。森ごと焼き討ちをされた上にミオの操るゴルゴンに轢かれ、捕らえられる。その後オウルの調教は耐えきったものの、恋人のイーヴァンの方はサキュバスの性技に堕ちていることに絶望し、オウルの配下に加わる。
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