ソ連軍・イーダル試験小隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 18:02 UTC 版)
「マブラヴシリーズの登場人物」の記事における「ソ連軍・イーダル試験小隊」の解説
クリスカ・ビャーチェノワ 声:生天目仁美 誕生日:12月24日 本作のヒロインの1人。ソビエト連邦陸軍の実験部隊・イーダル試験小隊に所属するテストパイロットで、階級は少尉。イーニァと共にSu-37UB「チェルミナートル(複座型)」に搭乗し、機体の操縦を担当する。ユウヤたちアルゴス試験小隊の面々とはライバル関係にある。その戦闘技術は高く、タリサが全力で操縦する「アクティヴ・イーグル」を余裕で追い回し、カムチャツカの対BETA戦に至っては1500体以上のBETAをたった1機で殲滅し、生還するという戦果を残している。排他的で人と接することはあまりないが、“紅の姉妹(スカーレット・ツイン)”としてコンビを組むイーニァにだけは母親のように優しく接し、大切に思っている。その一方で、相手に対し過剰なまでの殺意を向けたり、心の均衡を崩して倒れこんだりと、精神的に不安定な部分を垣間見せる。イーニァ共々“調整”と呼ばれる何らかの処置を精神的・肉体的に施されていることが原因のようだが、その詳細や目的は不明。 当初はイーニァが強く興味を抱いているユウヤに嫌悪感を持っていたが、グアドループ基地の件を経て彼に対する心境が変わっていき、気付かぬ内に彼に想いを馳せるようになる。しかし、自分のユウヤに対する感情の意味が分からず、また戦士である自分が変わってしまうことを恐れるあまり、ユウヤに対して差別的な態度をとってしまうこともあった。SF編 他のヒロイン程主人公であるユウヤとの関係は余り描かれず、彼との交際場面は妄想・夢オチというある意味不遇の扱いである。 イーニァ・シェスチナ 声:能登麻美子 誕生日:7月27日 本作のヒロインの1人。ソ連軍のイーダル試験小隊に所属するテストパイロットで、階級は少尉。クリスカとともに“紅の姉妹”の異名で呼ばれている。“ミーシャ”と名付けた熊のぬいぐるみを大切にするなど、幼さを感じさせる一面もあるが、その幼い外見から想像できないほどの高い戦術機操縦能力を秘めている。なぜかユウヤに強い興味を持ち慕っており、勝手にソ連軍の敷地にユウヤを連れ込んだり、逆にアメリカ軍の敷地に侵入してユウヤに会いに来たりする行為がクリスカを苛立たせることになったが、本人に全く悪気はない(というより、ほとんど気づいていない)。唯依に対しても同様に強い興味を抱いている。 独特の感性を持っており、人の感情を「色」として捉えて読み取り、それをコミュニケーションに活かしている模様。また、クリスカ同様に何らかの処置を施されていること(少なくとも注射や内服薬による投薬処置が行われている)が語られている。 クリスカと共に「チェルミナートル(複座型)」に搭乗し、サポートを担当する。SF編 ユウヤに対する自身の動悸の正体を確かめる為に彼に迫り、知識も乏しいまま肉体関係に及んだ。事後のイーニャは幸福感に満足するが、ユウヤは彼女を溺愛するクリスカの制裁を恐れて態度で隠し通すのに苦労する羽目になる。 イェジー・サンダーク 声:斧アツシ イーダル試験小隊の指揮官として、ソ連機の戦術機開発を取り仕切っている。きわめて有能かつ冷徹な人物であり、目的達成のためなら手段を厭わない。階級は中尉であるが、エリート部隊である中央戦略開発軍団に所属しているため、ソ連軍内部では1ランク上の大尉相当として扱われている。部下であるクリスカとイーニァですら“消耗品”と見なしているフシがある一方、ユウヤのことはクリスカとイーニァの能力に対する“最高の触媒”と評しており、しばしば好意的な態度を見せることがある。П(ペー)-3計画なる謎の計画を上層部とともに進めているが、計画の詳細は明らかになっていない。SF編 個別シナリオにていつしか「駒」としてでなく「身内」として見守っていた自覚を持つが胸の内に留めた。 マーティカ・ビャーチェノワ 声:生天目仁美 ユーコンテロ終結後にイーダル試験小隊に入れられた女性。クリスカと似た顔立ちをしている。
※この「ソ連軍・イーダル試験小隊」の解説は、「マブラヴシリーズの登場人物」の解説の一部です。
「ソ連軍・イーダル試験小隊」を含む「マブラヴシリーズの登場人物」の記事については、「マブラヴシリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- ソ連軍・イーダル試験小隊のページへのリンク