ソニー取締役社長とは? わかりやすく解説

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ソニー取締役社長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:38 UTC 版)

出井伸之」の記事における「ソニー取締役社長」の解説

1995年6月前任社長大賀典雄抜擢され6代ソニー代表取締役社長就任いわゆるヒラ」の取締役から14抜きで社長抜擢就任となった折しも創業50周年翌年控えソニー始まって以来新卒サラリーマン社長として、ソニー原動力であるチームスピリット鼓舞すべく、キャッチコピーの「It's a Sony」を棄て「Re Generation」第二創業)「Digital Dream Kids」というスローガン打ち出した当時ソニー企業買収進めた結果有利子負債大きく経営技術的なプロとして側面をもつ出井社長提案により、ソニーはキャッシュフローバランスを重視するきっかけとなった。デジタル・ドリーム・キッズの先頭に立つ出井は、1980年代前半に8ビットコンピューター事業手掛けた経験をもとに、パーソナルコンピューター事業への再参入宣言インテルグローブ社長当時)やマイクロソフトビル・ゲイツ会長当時)との連合先導し1996年VAIO 1号機アメリカ合衆国発表しソニーAV企業からAV/IT企業大きく発展する舵を切った。 また出井は、社長就任前からインターネット可能性注目しており、それをAV/IT機器とつなげる重要性説き1995年11月にはソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(現・ソネットエンタテインメント株式会社)を設立1997年度ビジネスウィーク誌が選ぶ「世界のトップビジネスマン」に選定された。その後2001年10月スウェーデン通信機器会社であるエリクソンとの合弁会社である、ソニーエリクソンモバイルコミュニケーションズ株式会社(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社)を設立しネットワーク時代ソニーグループの礎を築いた。 さらに在任中、ソニー執行役員制度導入した社外取締役起用などを積極的に行いコーポレート・ガバナンス改革強化努め日本的経営からの更なる脱却努めた2000年代には、早稲田大学同窓生である小渕首相及びその遺志継いだ首相いずれも当時)の要請により、2000年7月にはIT戦略会議議長就任しブロードバンドインフラストラクチャー普及提唱し日本ブロードバンドインターネット接続環境整備が、世界先駆けて強力に推進されるきっかけ作ったソニー経営戦略を、「ものづくり」から「コンテンツ重視」へと転換図りネットワーク介したハードウェア(AV/IT機器)とコンテンツ音楽映画ゲーム等)の融合唱道し上述のようなハードウェア多角化のみならずコンテンツ事業拡充推進2003年8月BMG買収してソニーBMGミュージックエンタテインメント(株)設立2005年4月にはMGM買収)。

※この「ソニー取締役社長」の解説は、「出井伸之」の解説の一部です。
「ソニー取締役社長」を含む「出井伸之」の記事については、「出井伸之」の概要を参照ください。

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