清明【セイメイ】(果樹)
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登録番号 | 第4479号 |
登録年月日 | 1995年 3月 27日 | |
農林水産植物の種類 | りんご | |
登録品種の名称及びその読み | 清明 よみ:セイメイ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 29日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社苗木の石堂 | |
品種登録者の住所 | 山形県天童市大字上荻野戸110番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 伊藤善明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ゴールデンデリシャス」に「ふじ」を交配して得られた実生から選抜・育成されたものであり,果実は円形,大きさは300g程度,育成地(秋田県平鹿郡平鹿町)で10月中旬に成熟する中生種である。 樹姿は開張,樹勢及び枝梢の太さは中,節間長は長,短果枝の着生(結果習性)は短果枝上,えき花芽の着生は多である。葉身の形は中間,葉の大きさは中,葉柄の長さは短,太さは細である。果実の外観は円,王冠は中,がくの開閉は閉,がくあの深さは深,広さは中,こうあの深さ及び広さは中,果実の大きさはやや大(300g程度),果皮の地色は黄緑,果皮を被う色は赤,強さは濃,型は縞明瞭,量は多である。さびの量は無~僅か,果点の形(さび状果点)は無,果点の大きさ及び密度は中,果皮の光沢は中,ろう質は少,果粉の有無及び果皮のひびは無,粗滑の程度は滑,果梗の長さは長,太さは中,肉梗の有無は有である。果心の形は広楕円,大きさは中,果肉の色は白~黄,果肉の褐色化は弱,硬さ及びきめは中,蜜の多少は少,甘味は中,酸味は弱,渋味は無,香気は中,果汁の多少及び種子の数は多である。成熟期は中で育成地において10月中旬,早期及び後期落果は無~僅か,果実の生理障害の多少は少,普通貯蔵及び冷蔵貯蔵はやや長い,心かびの発生は無~僅かである。 「千秋」と比較して,王冠が強いこと,がくあの深さが深いこと,果梗の長さが長いこと,蜜が多いこと等で,「ジョナゴールド」と比較して,枝梢の太さが細いこと,こうあの深さが深いこと,果点の密度が高いこと,果皮のろう質が少ないこと等で,「レッドゴールド」と比較して,さびの量が少ないこと,粗滑の程度が滑であること,後期落果が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者が自園(秋田県平鹿郡平鹿町)において,昭和51年頃に「ゴールデンデリシャス」に「ふじ」を交配し,翌年は種,59年初結実したものから選抜,以後増殖を行って,特性の調査・確認を行い育成を完了したものである。 |
精明【セイメイ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9061号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精明 よみ:セイメイ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精祝」に黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は明黄色のやや大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は褐、強さはやや弱、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長は中である。葉身長は中、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは中、一次欠刻は深、葉裂片縁部の重なりの程度は拡がる、表面及び裏面の色は濃、毛じの多少は少、光沢度はやや強、厚さは中、硬さはやや硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数はやや少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さ及び幅は中、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)、裏面の色は明黄(同2505)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ、総ほうの大きさ及び花首の太さは中、長さはかなり短、生態分類型は夏ギク、開花の早晩性は晩である。「精祝」と比較して、茎の色が褐であること、葉裂片縁部が拡がること、花首が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「精祝」に黄色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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