セイモナコ【セイモナコ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5340号 |
登録年月日 | 1997年 1月 30日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイモナコ よみ:セイモナコ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統にピンク色系の混合花粉を交配して,選抜,育成されたものであり,花は濃紫ピンク色の小輪で,スプレイ仕立ての切花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さは4.0~5.9mm,色は赤紫,強さ及び縦じわは中,稲妻型屈曲は無,節間長は20~29mmである。葉身長は100~124mm,葉幅は50~74mm,基部の形は凹形,先端部分の形は鋭尖,一次欠刻は0.70~0.89,二次欠刻の程度は高,葉裂片縁部の重なりは重なる,表面及び裏面の色は緑,光沢度及び厚さは中,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は深裂しない及び2深裂する,大きさは小である。つぼみの形は平,花の大きさは50~69mm,舌状花の重ねは1.5列まで,舌状花数は20~59である。管状花数は200~399,分布は集中,全長は6.0~6.9mmである。花弁の形は平弁,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平,花弁の長さは20~29mm,幅は10.0~14.9mm,外花弁の表面の色は濃紫ピンク(JHS カラーチャート9213),裏面の色は淡紫ピンク(同8902),外花弁の角度は平,花盤の色は黄色である。花たくの形は盛上がった円錐状,総ほうの大きさは及び総ほう部から花頂部までの高さは20~29mm,花首の長さは80~99mm,季咲きの開花期は夏で,育成地(広島県芦品郡新市町)における自然開花期は8月上中旬である。 「セイローザ」と比較して,茎の色が赤紫であること,葉の先端部分の形が鋭尖であること,葉裂片縁部の重なりが重なること,外花弁の表面の色が濃紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,平成元年に出願者所有の7月中旬咲きの育成系統にピンク色系の混合花粉を交配して得られた実生から選抜,育成されたものであり,以後,増殖を行いながら特性調査を継続し,4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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