セイモンツァ【セイモンツァ】(草花類)
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登録番号 | 第14449号 |
登録年月日 | 2006年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイモンツァ よみ:セイモンツァ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「セイパピオン」に8月咲ピンク色系スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色に黄白色の底白が入るやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈及び節間長はやや長、茎の太さは太、色は褐である。たく葉の大きさは小、葉の着き方は上向き、葉長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはやや深、二次欠刻の深さは中、基部の形は円、表面の色は濃、葉裂片縁部の重なりの程度は平行である。花房の形は円錐形、花の数は少、舌状花の重ねは一重、管状花のタイプはデイジータイプ、花の大きさはやや小、厚みは低、花首の長さは短、花たくの形は盛り上がったドーム状である。舌状花の多少はやや少、向きは水平、主要な形は平弁、花筒部の長さは短である。外花弁の長さは短、幅はやや狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は底白、外花弁表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート8903)、複色の色は黄白(同2501)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)である。花盤の大きさは小、未開花部位の色は褐、開花した部位の色は黄緑、中央暗色スポットは無、管状花の花冠の深裂の程度は小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性はやや早である。「セイモナコ」と比較して、葉の二次欠刻の深さが浅いこと、葉裂片縁部の重なりの程度が平行であること、舌状花表面の色の分布状態が底白であること等で、「セイルーシー」と比較して、外花弁表面の色が紫ピンクであること、裏面の色が淡紫ピンクであること、舌状花表面の色の分布状態が底白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「セイパピオン」に8月咲ピンク色系スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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