セイパピオン【セイパピオン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10398号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイパピオン よみ:セイパピオン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ピーター」に出願者所有の紅白複色一重咲スプレイ系の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は淡緑黄色で底部は穏紫ピンク色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや細、色は赤紫、強さは中、中空の程度はやや小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さはかなり短、基部の形は平、一次欠刻はやや深、葉の表面及び裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは軟、葉柄の着生角度は水平、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は凹形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2702)で底部は穏紫ピンク(同9512)、裏面の色は淡緑黄(同2702)で底部は穏紫ピンク(同9212)、舌状花表面の色の分布状態は底部白色又は淡色、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさ及び総ほうの大きさは小、花首の太さは細、長さはやや短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性はやや早である。「セイパフィー」及び「グロリア」と比較して、茎の色が赤紫であること、外花弁の表面の色が淡緑黄で底部は穏紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(広島県芦品郡新市町)において、「ピーター」に出願者所有の紅白複色一重咲スプレイ系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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