スーパー「テッコツ堂」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 00:00 UTC 版)
「無敵看板娘」の記事における「スーパー「テッコツ堂」」の解説
『N』から登場したスーパーマーケット。花見町商店街のライバルとして登場する。 伊原 カンナ(いはら カンナ) テッコツ堂オーナーの孫娘にして看板娘。両親は事故で他界しており、オーナーである祖父一人によって育てられてきた。現在はオーナーがいつでも彼女を監視できるようテッコツ堂で働いている。常時太鼓のバチを持ち歩き、喧嘩を「祭」と呼び、強者である美輝を「お姉さま(もしくは美輝姉)」と慕っていて憧れている。性格は純朴でめぐみとは正反対に位置するライバルとして位置づけされている。めぐみを「女王様(クイーン)」と呼んでいる。 現役の高校生で県立花見高校1年生。山車を作ったり犬小屋を作ったりと結構器用。イベントの賞金よりもそれ自体を楽しむなど、とにかく騒ぐ事が大好きな「お祭り娘」。そんな今がものすごく楽しくて、将来のことを考える余裕がないからなのか、自分自身で「チャランポラン」に生きていると発言。チャランポランに生きているためか全力で守ったりする人や物はないらしい。太田の影響で戦隊モノにハマっているようである。 甲斐 隆之(かい たかゆき) テッコツ堂鮮魚コーナー社員。髪型はサメのヒレのようなもみ上げとサメの尾のような襟足が特徴。非常に血の気が多く、商店街に対し敵意をむき出しにしている。手狭な老朽化した家で暮らす貧乏大家族の長男で倹約家。家族全員が不自由なく暮らす家を建てることが夢で、そのために普段は家族のためにスーパーの残り物を貰ってくるなど「良き兄貴」として申し分ない生活をしている。妹や弟達に好きなものを食べられない生活を強いざるをえない状態については、素直に申し訳なく感じているらしい。 正義感は強く、トレカ泥棒事件の折は一時的に美輝との共闘も果たしている。また涙もろく、初登場時は美輝の発言に感銘を受けた。敵対勢力である美輝達が貧しい自分の家族に料理を提供していたのを拒絶していたが、内心それを感謝し、それを表に出せない描写もあった。それなりに強いらしいが、よく他の人物達のバトル中の巻き添えを食らって撃沈するため、あまり本人が戦闘に出ることはない。ネコの笑顔や哀しい顔にとても弱い。 甲斐 このみ(かい このみ) 甲斐の妹。普段は仕事に出ている兄に代わって弟達の世話をしている。家族思いの健気な性格。 青鮫(あおざめ) テッコツ堂鮮魚コーナー社員。常に鮫の着ぐるみを上下逆に(これが正しい着方らしい)着ている。冷静に甲斐やカンナのストッパーをしている。伊原カンナの事情をよく知っており、周りに説明をすることが多い。常に敬語。また、美輝をダウンさせたりするほど強い。テッコツ堂のマスコットとして、子供たちを中心に多くの客から愛されている。 その正体は西山勘九郎。勘九郎自体は美輝より弱いが、青鮫の着ぐるみをつけている間は戦闘能力が上昇している。着ぐるみは休日に洗濯をしているようである。現在の着ぐるみは元スペアの2代目である(初代はどこかに埋葬されたらしい)。鍋の季節の間だけアンコウの着ぐるみを着ていたが、甲斐達からは相変わらず「青鮫」と呼ばれていた(このスーツは正体がバレた後の勘九郎と美輝との戦いにおいて美輝が装着した)。 オーナーとは「正体がばれたらクビ」という約束になっていたが、客からの熱烈な要望によって正体発覚後もテッコツ堂で働き続けることになった。 吹雪 マリ(ふぶき マリ) スーパー「テッコツ堂」の店長。お嬢様育ちで気弱な性格。その「お嬢様」扱いを気に病んでいたが、めぐみの指導を受けて以降「ガンタッカー」を武器としている。店長という肩書きは伊達ではなく、第33話では美輝のために青鮫と伊原カンナに命令を下した。実は美脚。空気が読めない。 オーナー テッコツ堂オーナーでカンナの祖父。最後まで素顔が不明で、想像図では鮫の歯の骨として描かれた。常に敬語で物腰が低そうだが、かなりの気迫がある。
※この「スーパー「テッコツ堂」」の解説は、「無敵看板娘」の解説の一部です。
「スーパー「テッコツ堂」」を含む「無敵看板娘」の記事については、「無敵看板娘」の概要を参照ください。
- スーパー「テッコツ堂」のページへのリンク