スペシネフ
スペシネフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 01:29 UTC 版)
「バーチャロイドの一覧」の記事における「スペシネフ」の解説
別名「怨恨呪詛的暗殺機体」。 第6プラント「サッチェル・マウス(SM-06)」が開発した機体。デザインコンセプトは“死神”。Vコンバーターの起動事故等によってパイロットの精神を取り込んでしまった(通称「持って行かれた」)悪性Vディスクを構造材として再利用した“EVL(イーヴィル)バインダー”を装備しており、それにより搭乗者はバインダーの効力によって自身の憎悪を増幅させられ、極度かつ深刻な精神負担を強いられる対価にM.S.B.S.との同期を高める事が出来、それによるポテンシャル向上を促している。 だが、この精神負担によって発狂するパイロットが多発したことから「パイロット殺し」の異名を持ち、更にEVLバインダーは周囲に近付く人間に対しても有害な精神変調を起こす悪性ノイズを振りまくため、この事件を問題視した戦争公司からの勧告によって“EVLバインダー”にリミッターが課せられるようになった。ちなみにそのリミッターはパイロット自身で解き放つことが出来、それによって13秒間一切のダメージを受けない通称『デスモード』が発動する。 ただ、『デスモード』の時間切れと共に機体が自壊を始め、修復不能なまでに崩壊してしまうので使用には細心の注意が必要。 ゲームの中では機動力の高さとVアーマーを無視してダメージを与えられる重い一撃を持った機体。 アイフリーサーと呼ばれる可変機能を持つビームランチャーは弾速にも優れ、右ターボ付加でヒットさせるとサイファーのLW同様に持続ダメージと機動性低下の追加効果がある。そして追尾性が高く、弾速が遅いため継続してプレッシャーを掛けられるLWの鬼火のように浮遊する球体と、CWのビームランチャーから放たれる縦に伸びるカッターウェーブ、このカッターウェーブは障害物を無視して貫通する性能を持ちV-アーマー効果も無視する、更に命中すると1撃で相手のV-アーマーパーセンテージのほとんどを持っていく効果もあるためこれが1発でも命中した相手はV-アーマーの恩恵をほぼ受けられなくなる。しゃがみRTCWでは相手との距離が遠いほど左右への誘導性能が非常に高くなるため避けにくい強力な攻撃となる、斜め前スライディングCWの場合でも「見てからかわせない」と言われるほど弾速が高くメインのダメージソースとなる。他にも完全無敵のスライディングキック特攻、EVLバインダーを投擲したり(EVLスクリーマー)、LTショットで相手の武装を「封印」して使用不能にする光弾を放ったりなど、多様な武装による牽制力が高い。また近接攻撃のリーチも長く、まずまずの能力を持つ。 弱点としては見た目の線の細さそのままの防御力の低さ、瞬発力こそ高いがダッシュ距離が短く攻撃を回避しづらいダッシュ性能。そして武装自体も牽制力が高いにも関わらず、弾丸一発のゲージ消費率の高さとゲージ回復時間の長さから来る弾数の少なさ。ゲージ消費が少ないLTの武装封印弾を始めとした多彩な特性を持つ武装の使い回しと、スライディングショットなどを用いた高い機動力を活かした立ち回りでいかに弱点を克服するか、プレイヤーの腕が問われる癖の強いVRである。 スペシネフ"Rusty Blood" 『とある魔術の電脳戦機』において学園都市第一位のレベル5能力者「一方通行」(アクセラレータ。声:岡本信彦)が操縦するスペシネフ。形式番号「RVR-87/VSL」。通常の機体はEVLバインダーのリミッターによって怨念による憎悪増幅機能に制限がかけられているが、本機「Rusty Blood」はあえてリミッターをかけずに増幅した怨念をMSBSver.55.55とミサカネットワークの力を借りて強引に抑えこんでいる。ブーストウェポンは一方通行の能力「ベクトル操作」を再現した相手を引き寄せる引力球を形成する、この引力球は敵機と引力球との距離が近いほど吸引力が強力となり引力球に捕らえた敵機の行動を阻害する、この球は一定時間で破裂して命中した敵機のSTに対して100%のダメージを与える。
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