スタースクリームとその一味
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「トランスフォーマー アドベンチャー」の記事における「スタースクリームとその一味」の解説
航空参謀 スタースクリーム / Starscream 声 - 平川大輔 / スティーヴン・ブルーム シーズン2『マイクロンの章』第16話(第42話)から登場したメインヴィラン。かつてバンブルビー達と死闘を繰り広げたディセプティコンの副官。劇中では変形しなかったが、玩具では前翼式のエイリアンジェットに変形する。一人称は「俺」。 外見こそ『初代』アニメシリーズや前日談『War for Cybertron(トランスフォーマー: ウォー フォー サイバトロン)』に酷似しているが、その正体は前作『プライム』のスタースクリームと同一人物で、最終作(最終シーズン)で完結篇である『Predacon Rising(プレダコン・ライジング)』の終盤、要塞ダークマウント跡地でこれまで見下してきたプレダコン達(プレダキング、ダークスティール、スカイリンクス)のお礼参りを受け、ダークマウント内を必死に逃げ回っているうちに秘密の武器庫に偶然逃げ込み、そこにあった防衛システム(警備システム)でダークスティールとスカイリンクスを返り討ちにした(ただし、プレダキングは出なかったためどうなったかは不明だが、おそらく逃げたと思われる)。この一件を「自分が勇猛果敢に立ち向かいプレダコン達を討ち取った」と誇張している。その後、武器庫を粗捜ししているときに容器に入れられたハイパーマイクロン達を見つけ、彼ら7体の力を一つにするハイパーサージモードの力を使い、ディセプティコンを解散して自分を見捨てた主君メガトロンへの復讐と、彼が成し遂げられなかった宇宙制覇を成し遂げようと目論んだ。だが、ハイパーマイクロン達は容器に出した途端脱走してしまい、傭兵3体を雇い彼らの行方を追った。その際、宇宙制覇には逞しいボディが必要だと考え、戦前のボディに再フォーマットしたことが第18話(第44話)の回想で明かされた。 第16話(第42話)にて先に地球に飛来したシェードロックからハイパーマイクロン達が地球にいることを知り、第17話(第43話)にて地球に再来、クロートラップからかつて主君メガトロンが使用していたダークエネルゴンセイバーを奪い取った。そしてシェードロック達が間違えて捕らえてきたフィクシット達の口からバンブルビーが再び地球に来ていることを知り、彼を人質とした。第18話(第44話)までにトリケラショット以外の6体の捕縛に成功、更に第19話(第45話)でトリケラショットを捕縛して彼らのボディごとパワーを吸収し、ハイパーサージモードとなる。その圧倒的な力でオートボットを蹂躙しようとするも、一瞬の隙を突かれてエアロボルトを解放されてしまい、そのエアロボルトと合体したオプティマスプライムと死闘を繰り広げた。最後はチーム・バンブルビーの作戦によって残る6体とも分離させられ、力尽きたところを拘束され、オプティマスプライムによってサイバトロン星へと連行された。 武器は前作と同じく両腕のブラスターと鉤爪だが、劇中では使用しなかった。また、第17話(第43話)にてダークエネルゴンセイバーを入手している。 原語版では前作『プライム』に引き続きスティーヴン・ブルームが担当しているが、吹き替え版では鶴岡聡から『ギャラクシーフォース』でサイバトロンの戦士であるエクシリオン(後にバンガードチームのリーダーであるエクシゲイザーに強化)を演じた平川大輔に変更となっている。 また、唯一ビークルモードを披露しなかったスタースクリームは彼が初めてである。 シェードロック / Shadelock 声 - さかき孝輔 / キーク・ソーントン シーズン2『マイクロンの章』第16話(第42話)から登場する、左目が義眼となった紺色のディセプティコン戦士。ビークルモードの有無は不明になっている。 傭兵としてスタースクリームに雇われ、一足先に地球に飛来しマイクロン達の動向を探っていた。第17話(第43話)でオートボットの基地を襲撃した際に、スタースクリームの目当てのマイクロンと勘違いしてフィクシット、ジェットストーム、スリップストリームを拉致してしまい、スタースクリームから大目玉を喰らっていた。 スタースクリームに対しては雇い主としてしか忠誠を誓っておらず、度々報酬の催促をしていた。第19話(第45話)でハイパーサージモードとなったスタースクリームとオプティマスプライムの死闘に恐れをなして報酬を諦め逃げようとするも、バンブルビーのタックルを喰らい気絶したところを逮捕され、スタースクリームと共にサイバトロン星に連行された。 デザインは前作『プライム』に登場したディセプティコンマイナーの流用。 ラフェッジ / Roughedge 声 - 無し シーズン2『マイクロンの章』第17話(第43話)から登場する、茶色の元オートボット戦士。グレネード弾や火炎放射を放つブラスターを武器とする。ビークルモードの有無は不明になっている。 シェードロックらと同様に傭兵としてスタースクリームに雇われた。第19話(第45話)でサイドスワイプを負傷させるも致命傷には至らず、ハイパーサージモードとなったスタースクリームとオプティマスプライムの死闘に恐れをなして報酬を諦め逃げようとするも、ジェットストームとスリップストリームの連携攻撃でバイザーを砕かれて逮捕され、スタースクリームと共にサイバトロン星に連行された。 デザインは劇中でも登場したオートボットの警備兵の流用。 レーザーホーン / Laserhorn 声 - 無し シーズン2『マイクロンの章』第17話(第43話)から登場する、前作『プライム』でもバンブルビーたちを苦しめたインセクティコンの一人。『プライム』に登場した同族たちとはカラーリングが異なる。右腕のブラスターと左腕の鉤爪、その巨体と怪力を活かした肉弾戦で戦う。前作のインセクティコンとは異なり、本作では原語版に近い寡黙な狂戦士として描かれている。 シェードロックらと同様に傭兵としてスタースクリームに雇われた。第19話(第45話)でハイパーサージモードとなったスタースクリームとオプティマスプライムの死闘に恐れをなして報酬を諦め逃げようとするも、グリムロックが投げたサイドスワイプのタックルを喰らい気絶したところを逮捕され、スタースクリームと共にサイバトロン星に連行された。
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