スタースクリーム・クローン軍団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 14:36 UTC 版)
「トランスフォーマー アニメイテッドのキャラクター一覧」の記事における「スタースクリーム・クローン軍団」の解説
通称「Seekers(シーカーズ=ジェットロン部隊)」。日本語版のスタースクリームは「イケメンズ&スリップ」と称している。クローンということで担当声優は女性型のスリップストリームを除き、英語版、日本語版共にオリジナルのスタースクリームと同じ声優が担当している。 スタースクリームが月に墜落した戦艦ネメシス内でプロトフォームを使って量産した自分の姿と瓜二つの姿をしたクローン軍団。量産されたクローン軍団の内の5体は、スタースクリームによってオールスパークの欠片を分け与えられ、彼の性格の一片を受け継ぐがスタースクリームに対する忠誠心は全く無く、オリジナルである彼が無力になるやあっさりと見限っていた。残りのボディはメガトロンが月に帰還した際に全て破壊された。 玩具はスリップストリームを除き、ほとんどのメンバーが販売されている。また、カードゲームのみに登場のキャラクターとして、欲張りの性格を受け継いだ航空兵ダージ / Dirgeがアクティベイターズとして売られている。 クローン #2716057 / Clone #2716057 クローン #3370318 / Clone #3370318 第23話で登場した最初に作られた2体のスタースクリームのクローン。胸のスパークチャンパーの部分に爆弾が取り付けられ、スタースクリームにより自爆させられた。 #2716057のボディカラーはG1に登場したスタースクリームをセピア調にしたようなカラーリングで、サンストームのように相手を大げさに褒め称える。 #3370318のボディカラーは黒と紫色(色遣い自体はスカイワープよりオリジナルのスタースクリームに近い)。スカイワープのように臆病。 以上の2体は玩具は未発売。 航空兵 サンダークラッカー / Thundercracker スタースクリームから自信過剰な性格を受け継いだクローン。ボディカラーは青。第28話から第30話に登場。 第28話ではスタースクリームを押しのけてスタースクリーム・クローン軍団/シーカーズ(イケメンズ)を率いた事もあった。 テレビ愛知の情報サイトでは「別名 自己チュースクリーム」と紹介されている。 玩具はアクティベーターズのみ発売された。 航空兵 スカイワープ / Skywarp スタースクリームから臆病な性格を受け継いだクローン。臆病な性格なので役に立たない。第28話から第30話に登場。 ボディカラーは黒と紫。G1に登場した同名キャラクター同様、ワープ能力があるとされる。 テレビ愛知の情報サイトでは「別名 臆病スクリーム」と紹介されている。 玩具として一般に流通したのはヴォイジャークラスのみだが、ファミリーマート限定で展開されるたからとみぃくじのくじ限定商品としてアクティベイターのものが存在している。なお、アクティベイター版は成形の都合上、劇中と異なり頭部が紫色となっている。 航空兵 サンストーム / Sunstorm スタースクリームからゴマすりな性格を受け継いだクローン。第28話から登場。敵味方を問わずあらゆるものを大げさに褒め称える。太陽光を吸収してエネルギーに変える能力がある。 第35話で捕らえられ、エリートガードによってサイバトロン星へ送られた。なお、第39話では、スィンドルから手渡されたG1のサンストームの頭部に酷似した形状のヘルメットを被っている。 ボディカラーはオレンジ。 テレビ愛知の情報サイトでは「別名 ゴマすりスクリーム」と紹介されている。 玩具はヴォイジャークラスのみ発売された。 航空兵 ラムジェット / Ramjet スタースクリームから嘘つきな性格を受け継いだクローン。第28話から登場。嘘しか言わず、第28話では自分が真のスタースクリームだと言い張った。口癖は「その嘘ホント」。第35話でオートボットに捕まり、第39話では、スィンドルからG1のラムジェットの頭部を髣髴とさせる三角形のヘルメットを渡されている。 ボディカラーは白で、G1のラムジェットとよく似ている。 テレビ愛知の情報サイトでは「別名 ウソつきスクリーム」と紹介されている。 玩具は一般では流通していないが、ファミリーマート限定で展開されるたからとみぃくじのキャンペーン商品 としてアクティベイターズのものが存在する。 航空兵 スリップストリーム / Slipstream 声 - 田中敦子 / タラ・ストロング スタースクリームから狡猾さを受け継いだクローンで、第28話から登場。唯一の女性型クローンであり、日本語版ではスリップストリームを見てスタースクリームは「俺様の中に女の子がいるのかしら」と驚いていた。 ボディカラーは紫、青緑、灰色を用いたものになっており、モチーフになったジェットロンはいないが、キャラクターデザインを担当したデリック・ワイアット(デリック・J・ワイアット)は『超神マスターフォース』に登場した破壊大使オーバーロード(トランスフォーマー)/OverLordからこのボディカラーの着想を得たとコメントしている。リーダー肌で、状況が不利とみるやあっさりスタースクリームを見限ってメガトロンに寝返る。オメガスプリームの弱点を見抜くなど、洞察力に優れている。 第4シーズンでは、完全に絶命したスタースクリームを復活させる予定であった。 漫画版のザ・クールでは第7話、第8話で登場。後に「レジェンズ」の玩具のクロミアに付属している漫画版(出張版第11話)ではタイガトロンの夢の中に登場。その後、玩具に付属している漫画版(出張版第16話)では本人が登場し、ここでは指名手配されており、安全に暮らすためにスィンドルの助言から平行世界に移動できる「異次元ジャイロローター」を取り付ける改造を受け、レジェンズ世界にやって来る。好き勝手に暴れるつもりだったが、アルファートリンの予見によって到着は待ち伏せ攻撃を受けてしまう。ボロボロになり当てもなくさ迷っていたところ、G1メガトロン(初代メガトロン)にスカウトされ、テラノクラッ社でOLとして働くことになる。エピローグでは、元の世界に戻り、復活したスタースクリーム、スィンドルと共にサイバトロン星の収監所から脱走する姿が描かれた。 テレビ愛知の情報サイトでは「別名 女スクリーム」と紹介されている。 玩具は未発売だが、アーケード用カードゲームで用いるトランスフォーマーカードは存在する。後に『トランスフォーマー レジェンズ』においてウインドブレードのリデコとして商品化された。
※この「スタースクリーム・クローン軍団」の解説は、「トランスフォーマー アニメイテッドのキャラクター一覧」の解説の一部です。
「スタースクリーム・クローン軍団」を含む「トランスフォーマー アニメイテッドのキャラクター一覧」の記事については、「トランスフォーマー アニメイテッドのキャラクター一覧」の概要を参照ください。
- スタースクリーム・クローン軍団のページへのリンク