ショタゲーの歴史とは? わかりやすく解説

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ショタゲーの歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 04:49 UTC 版)

ショタゲー」の記事における「ショタゲーの歴史」の解説

ショタ」という名を明確に冠して発表した先駆折原うさぎの運営するウェブサイト「兎所他流お家へ」であるといわれる。これは同人ソフトフリーソフトといった形態ではあったが、ニフティサーブCGフォーラム活動していた折原うさぎ(仮名ハンドルネーム)の1993年立ち上げたサイトで、同人ゲームCGなどを発表していた(現在閉鎖中だが検索によって各ページにいける)。折原サイト制作されていたゲームはショタジャンルオンリーである事を明確にしておりこれらのショタゲー当初はウェブサイトによる通信販売によって行われていたが、その後ソフトアイランド(現在:DLサイトコム)への委託販売へと移行した市販ソフトショタ扱ったゲームであると自ら明言した作品1998年8月6日ISFり発売された「プレジャーサーキット(オリジナル版)」である。 SingingCanaryの「少年達の病棟オリジナル版)」は後に声優によるボイス収録しシナリオ一新したバージョン改めリリースされたが、オリジナル版2000年5月5日のショタジャンルオンリーの同人誌即売会、'00.5.5.少年!!開発中であることが発表されショタというジャンル感心を持つ者たちの関心強く引き付けた。これは翌2001年6月15日発売されたが、発売にいたるまでの期間長くかかったことや、それまでにSingingCanaryをとりまい様々なトラブルから一時はファン記憶から消えかかるようなこともあった。 これに先んじること2000年8月10日プラチナれーべるから「好きなものは好きだからしょうがない!!シリーズ発売されている。本作ショタゲー名乗っているわけではなくまた、特にショタテーマとして扱った作品でもないが、ヒロイン相当する藤守 直は幼少時性的虐待を受けているという設定であり、2001年5月25日発売され2作目「-TARGETNIGHTS-」ではスチル存在した2001年5月5日今度はショタジャンルオンリーの同人誌即売会、ショタケットにおいて花梨エンターテイメントが「bois 〜機械仕掛けの街〜」を発表これはもともと同人ソフトとして開発されたものであったが、市販ソフト流通転換この際公開されたポスターでは主人公達小学生であることが明記されていた。 以上はいずれもボーイズラブゲーム含まれるもので、どちらかと言えば女性向けとされる一方男性向けでは2001年10月26日コンプリーツが「ボクのヒミツたいけん」を発売以後シリーズ化していくこととなる。本作は「ショタ主人公の総受け」というコンセプト構成され、この構図概ね男性向けソフトの雛型となったまた、苺みるく2002年7月26日発売の「たんぽぽ 〜Everything Nice〜」に先んじて登場キャラクター人気投票募集した本作ショタゲーではなくロリゲーであったが、ヒロインキャラクターよりも主人公を含む少年キャラ人気殺到しシナリオの苦魔鬼轟丸急遽、誰とも結ばれないルート結末としてライバル少年カーツとのボーイズラブ的な展開を挿入する到った。なお、この発売後に改めキャラクター人気投票募集した結果またしても上位3人少年キャラとなったこうした一種の社会現象とも受け取れる状況経てショタゲーという呼称はともかくゲームの中にショタという要素を盛り込むという考えは、特に男性向けソフトにおいて急速に広まり前述のたんぽぽ」のように本来ショタゲーでは無くとも隠しキャラ隠しイベントとしてショタとの絡みや、それを思わせる展開を盛り込むものが増えていくこととなった。「ひみつたいけんシリーズ開発販売したコンプリーツは、このシリーズとは別に2005年7月8日、「野外学習」を発売している。これもショタメインとした構成では無いが、シナリオ画風などの側面で「ひみつたいけんシリーズ流れを汲んでおり、主人公少年はここでも「受け身」という性格的位置付けなされている本作同様にシリーズ化され、2006年8月31日には「もうすぐ夏休み!」がリリースされた。 なお、いわゆる腐男子ユーザー中にはショタゲーにはまるきっかけとなったソフトにコ・コ・ロ…」をあげる者も多い。これは1998年12月4日アアルから販売されたアダルトゲームシリーズであるが、「少年達の病棟」の発表よりもさらに1年半ほど早い近親姦全般テーマとしたゲームであり、あくまでもの一環としてショタ要素を含んでいるに留まりはするが、ショタゲーボーイズラブゲームという概念乏し黎明以前時期にあって、その衝撃的な内容ユーザー倫理機構揺るがす問題作となり、その結果製品回収倫理機構脱退にまで到った

※この「ショタゲーの歴史」の解説は、「ショタゲー」の解説の一部です。
「ショタゲーの歴史」を含む「ショタゲー」の記事については、「ショタゲー」の概要を参照ください。

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