シャーラタンズ・トリビアとは? わかりやすく解説

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シャーラタンズ・トリビア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 10:06 UTC 版)

ザ・シャーラタンズ」の記事における「シャーラタンズ・トリビア」の解説

シングル「ジ・オンリー・ワン・アイ・ノウ」のB面収録されているインスト曲Imperial 109」の曲名は、第二次世界大戦中の日本戦闘機キ109」からとられている。 ファーストアルバムからの先行シングル(サードシングル)のA面当初大多数バンドメンバー意見により「ポーラー・ベア」でほぼ決まっていた。実際に、同曲でテスト盤がプレスされた。しかし、ブラント1人猛反対したため、同曲は却下され結局ゼン」がサードシングルとなったバージェス後談によると、ブラントは「ポーラー・ベアー」がシングルになるならバンド辞めると言ったシャーラタンズは、1980年代末〜1990年代初頭に英ミュージックシーンを賑わしたマッドチェスタームーブメントのバンド群では、全英チャート第1位獲得した唯一のバンドである。 アルバムサム・フレンドリー』が米国リリースされ当時英国発売された同アルバムからの一連のシングルとは別に米国のみで「スプロストン・グリーン」がシングルとしてリリースされた。これは、同アルバムプロモーション用にラジオ向けシングルとしてリリースされたため市販はされていないが、プロモーションビデオ制作されている。同曲は、プロモシングル用に別バージョン用意された。プロモシングルのメイントラックである「Sproston Green - Remix edit」は、後にセカンドアルバムプロデュースしたフラッドによりリミックスされたものであるまた、このリミックスバージョンは後に、シングル「ウィアドー」のB面に「US version」としてフルカットで収録された。ベストアルバムメルティング・ポット』に収録されている「スプロストン・グリーン」は「US versionとなっているが、厳密にはフルカットのものではなく短く編集されている(ただし、フラッドリミックスしたバージョンであることに変わりはない)。同プロモビデオは、DVD『ジャストルッキン19901997』で聴視することができる。 また同様にアルバムビトウィーン・10th・アンド・11th』が米国リリースされた時も、 米国のみで「何も見たくない(原題:I Don’t Want to See the Sights)」がシングルとしてリリースされた。これも市販はされていないが、プロモーションビデオ制作されている。このプロモシングルには「This U.S. Mix」と「That U.S. Mix」というバージョンがあり、アルバム聴けバージョンとは異なる。ちなみに、このプロモビデオでは「This U.S. Mix」が使われている。また「何も見たくない」と「ウィアドー」の米国バージョンビデオ英国バージョン二つある)は、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」のプロモビデオ手掛けたサミュエル・ベイヤーが監督したブラントの弁によると「ウィアドー」の米国バージョンビデオは、 英国バージョンのものよりも3倍の制作費かかったらしく、それにもかかわらず本人英国バージョンの方を気に入っていた。これらのビデオは、DVD『ジャストルッキン19901997』で聴視することができる。 セカンドアルバムビトウィーン・10th・アンド・11th』は、前作全英チャート初登場第1位記録したにもかかわらず、同チャート最高位21位という不遇な結果終わった。しかし、ミッドウイーク(週の中間集計チャートでは4位にランクインしていた。 シングル「オーヴァー・ライジング」にはインストバージョンがあり、公式にリリースされている。このインストバージョンは、1992年英国リリースされコンピレーションアルバムVolume』の第3弾Volume Three』に収録されている。バージェス後談によると「オーヴァー・ライジング」自体は、ミックスダウン終了時点14バージョンあったらしい。また、それらは区別がほとんどつかないものであったとのこと。インストバージョンはその14バージョンのうちの1つ思われる1993年に『Hot Licks』というブートレグライブCD発売された。内容は、セカンドアルバムリリース合わせて行われたツアーの1公演収録したもの。日本ツアーライブであると書かれることもあるが、実際1992年4月英国ツアーライブ音源である。その理由は、日本ツアーにおいて、後年に「キャント・ゲット・アウト・オブ・ベッド」のB面収録された「Out」と「You're Not Very Well」がメドレー演奏されたが、同ライブCDでは「Out」が演奏収録されていないためである。バンド非公式海賊盤とされているが、実際バンド側が所属レコードレーベル通さずに、海賊盤のように見せかけ自主的にリリースしたもののようである。リリース当初は、日本にある英系大型輸入盤店でも普通に売られていた。ライン録音のため音質クリアーだが、ベース音などの低音弱く、ライブサウンドの醍醐味には欠ける。 1995年発表されコンピレーションアルバムHelp』に「Time for Livin'」という曲で参加している。『Help』はボスニア紛争巻き込まれ子供たち捧げられたチャリティーアルバム。同曲は米ファンクバンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーンカバー曲ミックスケミカル・ブラザーズ担当したシャーラタンズ名義作品だが、実際シャーラタンズからはバージェス、マーク・コリンズしか制作関与していない。 アルバムテリング・ストーリーズ』に収録の「ノース・カントリー・ボーイ」が、1997年公開の英映画『トゥエンティーフォー・セブン』(監督・脚本シェーン・メドウズ主演ボブ・ホスキンス)の劇中曲として使用されている。『トゥエンティーフォー・セブン』は、英国ノッティンガム舞台に、ボクシングジム立ち上げた中年男ボクシング目覚める落ちこぼれ少年たちとの間で繰り広げられるドラマ描いたドキュメントタッチの映画1999年発表アルバムアス・アンド・アス・オンリーの裏スリーブ手書き記されている曲目の「フォーエヴァー」の部分に、カタカナで「ミッシェルと書かれているが、これは当時入籍したばかりだったバージェスの妻の名前である。ちなみにミッシェルアメリカ人であり、これはバージェス米国に移住した理由1つでもある。現在は離婚しバージェス英国在住している。 2003年発表されコンピレーションアルバムHope』に「We Got to Have Peace」という曲で参加している。『Hope』はイラク戦争巻き込まれ子供たち捧げられたチャリティーアルバム。同曲は米ソウルシンガーカーティス・メイフィールドカバー曲2007年に英DJプロデューサーマーク・ロンソンにより「ジ・オンリー・ワン・アイ・ノウ」がカバーされた。このカバー曲マーク・ロンソン名義全曲カバーアルバムVersion』に収録されている。同曲のボーカルゲスト参加の英ポップシンガー、ロビー・ウィリアムズ(元テイク・ザット)。2007年6月グラストンベリー・フェスティバル行われたロンソンライブには、ウィリアムズではなくバージェス本人飛び入り出演しボーカルをとった。 アルバムシンパーティコ』に収録の「ブラッケンド・ブルー・アイズ」が、2008年公開SF映画ジャンパー』(監督ダグ・リーマン主演ヘイデン・クリステンセン)のエンディング曲として使用されている。 アルバムモダン・ネイチャー』に収録の「レット・ザ・グッド・タイムス・ビー・ネバ―・エンディング」はシングルとして発売されなかったものの、PV制作された。撮影地は大阪で、2015年来日公演場面大坂城道頓堀商店街を歩くメンバー映像など使われている。同PVバンドユーチューブ公式チャンネル公開されている。

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