ザール (シャー・ナーメ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/04 01:33 UTC 版)
ザール(Zal、ペルシア語:زال )は、ペルシアの叙事詩『シャー・ナーメ』に登場する英雄。生まれたときから白髪だったので、「ザール・ザル」(白髪のザール)と呼ばれる。名門であるナリーマン(ナリーマーン)家の出身で、父親はサーム。霊鳥スィーモルグ(スィームルグ)によって養育されたため、英雄の血を引きながらも、魔の系譜にも属する。なお、彼の息子のロスタムはペルシア最大の英雄の一人である。
注釈
- ^ 瞳が黒いと説明されていることから、アルビノというわけではないようである。
- ^ ロスタムがイスファンディヤールとの戦いで重傷を負った際、ザールはスィーモルグを呼び、息子とその馬の治療を頼んでいる[4]。
出典
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 3-12、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 119-134、岡田 (1982), pp. 113-127.
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 12-57、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 131-181、岡田 (1982), pp. 128-165.
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 58-63、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 182-188、岡田 (1982), pp. 165-169.
- ^ フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 312-315.
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 401-412フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 335-348.
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 417-418、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 353-355.
- ^ フェルドウスィー,岡田訳 (1999), p. 334.
- 1 ザール (シャー・ナーメ)とは
- 2 ザール (シャー・ナーメ)の概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
「ザール (シャー・ナーメ)」の例文・使い方・用例・文例
- バザールで私たちは美しい敷物の値段を交渉で決めた
- セントルイスからコロンビア川の口まで(メリウェザールイスと)探検を先導した米国の探検家
- ザール州という,西ドイツの地域
- ウズベキスタンのバザール
- 現在,この国の主要都市には大きなバザールがあり,それらは人々でにぎわっています。
- バザールをのぞいてみましょう。
- バザールには小さな店がたくさんあります。
- バザールの外で,販売員がパンを搬入しています。
- これらはナザール・ボンジュック(「邪(じゃ)視(し)のガラス玉」の意)と呼ばれる魔よけです。
- 翌日,ブライアンとレノーアはイスタンブールの有名なバザールを訪れる。
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