ゴームペア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 17:48 UTC 版)
「金色のガッシュ!!の登場人物」の記事における「ゴームペア」の解説
ゴーム カブトムシを人型にしたような姿の魔物 で、両手に口がある。 「ゴー」と「オー」しか喋れず、ミール曰く難しいことは理解しない。周囲の話を聞かない割に自らの意思は率直に表す、強大な力を前にすると怯えるなど、見た目から年齢は計りにくいが少なくとも精神は子供。 王を決める戦いの最中、消さないでもらうことを見返りにクリアの仲間になることを約束している。クリアがゴームだけを残す約束をした理由は、ゴームの空間を操る力の有用性と物心ついた時から親などの家族も友人も居ない「独り」であったため。 空間を操る力を持ち、術以外にも元々持っている能力として空間に穴を開け長距離を一瞬で移動したり、異空間を作りそこに隠れることが出来る。使いようによっては開けた穴に捕まることも可能。また、5km以内の魔物の気配を察知する能力も持つ。 残りの魔物が10体となった直後にアースとエリーの前に現れ、その高い戦闘力で彼らを一方的に追い詰め倒した。クリアがアシュロンとの戦いで重傷を負った後は彼を異空間に隠し、10か月を要する彼の治癒と進化を見守っていたが、7か月目にストレスが限界に来てクリアを洞窟に隠した後に行動を開始。偶然ミラノに居たパピプリオを狙い彼を必死で庇うルーパーを一方的に痛めつけるが、彼を助けに来たキャンチョメに蹂躙され精神崩壊寸前まで追い込まれる。しかし、フォルゴレの説得によって正気に戻ったキャンチョメの優しさに触れたことで「独り」である事を嫌がるようになる。その後、魔界に送還されたキャンチョメも一緒に生き残らせてくれるようにクリアに頼むが、断られたことで彼と敵対する。右腕と下半身を失い瀕死になりながらもクリアとヴィノーをロッキー山脈に置き去りにし、ミールと共にガッシュの元に逃亡。彼に後のことを託して本を燃やしてもらい、送還された。 なお、魔界で復活した後はボロボロになった肉体も元通りになり、人間界での約束通りキャンチョメやパピプリオと仲良くしている様子。呪文 1. バークレイド・ディオボロス 両腕から黒いエネルギー波を放ち、標的周辺の空間を標的もろとも捻じ曲げ潰し破壊する。この術でアースの「ギャン・バギャム・ソルドン」を正面から破った。 2. ウィー・ムー・ウォー・ジンガムル・ディオボロス 棘だらけの巨大な球状の黒いエネルギー弾を放つ。 3. ディオボロス・ザ・ランダミート ゴームの最大呪文。出現した黒い箱から無数の丸や三角の黒いカビの塊を放ち、それらに触れた標的や術の空間を捻じ曲げて腐食・消滅させる。空間内の無数の丸や三角は操作が可能。この術で、アースの最大呪文「ヴァルセレ・オズ・マール・ソルドン」や「ヴァルセーレの剣」を一方的に破壊した(しかし逆にキャンチョメ戦では何も出来ずに一瞬で術をかき消され、これを見たゴームはほとんど戦意を失い、怯えながら何度も逃げ出そうとした)。 4. ディオボロス 両腕から黒いエネルギーを放ち、敵を攻撃する。 5. ギガノ・ディオボロス 「ディオボロス」の強化版で、両腕から広範囲に黒いエネルギーを放つ。 6. ボージルド・ディオボロス 両腕から渦巻状の盾を出現させ、攻撃を防ぐ。パピプリオのディオガ級の術を防ぐほどの防御力。 ミール ゴームの本(エボニー)の持ち主である女性。 語尾に「ぴょん」をつけるなど、能天気かつ調子外れの口調が特徴だが性格は冷酷かつ残忍。 ゴームとはとあるアジトで出会い、無理矢理彼に連れさられてパートナーになった。 クリア・ゴーム組のブレーンとしての役割を担う。クリアの治癒中はヴィノーの世話をしていた。キャンチョメ戦の後、クリア打倒宣言をしたゴームに対して「絶対に勝てない」「大きな悪(ワル)にからんだ時点で終わり」と、涙を流しながら厳しい言葉でゴームを止めようとしたが、最終的に彼に協力。クリアに敗北した後、ガッシュにゴームとキャンチョメの復活を頼み、受け入れられると「ありがとう」と告げて去っていった。 背中に古い傷跡のような物があり、クリアのような絶対的な力を持つ悪を恐れていることから、過去に何かしらの深いトラウマを抱えている。 ちなみに、彼女自身の正体は、裏社会の関係者兼不良少女であった模様。
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