ゴゴモア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:46 UTC 版)
「牙獣種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事における「ゴゴモア」の解説
別称:跳緋獣(ちょうひじゅう) 登場作品:MHF(フォワード.2より) メゼポルタ地方から遠く南に離れた無人島「潮島」に生息するクモザル型の牙獣種。赤い縞模様の体毛に長く発達した両腕と尻尾が特徴。樹上性で木に成った実や果物、根元に生えたキノコを食べて生活している。背中には幼年期のココモアを常に背負っており、青年期になるまでココモアは親の背中で過ごす。両腕の先に粘着質の糸を噴射する器官を持つ。この糸はネンチャク草とゴゴモアの特殊な唾液が混ざり合ったことで、1本でもゴゴモアの体重を支えられるほどに丈夫で弾性に富んだ性質を得ており、通常では届かない箇所への直接移動や腕のリーチの延長、樹上や空中での体の固定などに使用される。糸はハンターとの戦闘にも用いられ、高い位置にある枝へ発射してからの振り子式キックや張力を生かしたスリングショット式の体当たりなど、トリッキーでアクロバティックな攻撃を得意とする。この時に伸ばした糸を切断され続けると、一時的に腕から糸が発射できなくなり、ゴゴモアがそれに戸惑うという一面も見られる。その後、ゴゴモアが手のひらを舐めまわすが、これは前述の唾液を吐きつけることで糸の粘着力を取り戻す行動である。また、難易度は高いが、糸を用いた様々な攻撃に対して、高速移動中に攻撃を当てると通常の数倍のダメージを与えるとともに帯状の光で辺りが包まれる特殊なエフェクトが発生し、ゴゴモアが直後に時間差で一閃されるカウンター攻撃が成立する。カウンターに成功するとハンターは攻撃を食らわず、ゴゴモアのみがダメージを受ける(ただし位置とカウンター成立のタイミングによってはハンターも攻撃を受けてしまうことが稀にある)。背中に乗るココモアへ一定量のダメージを与えるか閃光玉を使うことでココモアを地面に落とすことが出来る。この時のゴゴモアは子を守ることに専念するため糸による攻撃を行わず体当たりやパンチ、尻尾で攻撃する、地面に落ちたココモアへ更にダメージを与えるとココモアは他のエリアへ逃げてしまい、取り残されたゴゴモアが激昂状態となってより激しい攻撃を行うようになる。激昂状態時は攻撃力と行動スピードが飛躍的に増加する半面、防御力が低くなる。これにより、時間はかかるがそのまま狩猟するか、敢えてココモアを傷つけることでハイリスクハイリターンな戦いにするかを選ぶことができる。 剛種は体質が変化して睡眠属性が効かなくなっているほか、糸を使って螺旋状に回転上昇しながら樹上に移動し、弾丸状の糸を高速で連射する攻撃をもつ。特異個体は糸を片手で3本まで、両手では最大6本までを一度に放つことができるほどになり、ハンターが意図的に糸を切断することが困難となっている。糸に振り回されるように超高速で円を描いて旋回する攻撃や、頭上の樹に糸を6本固定し体重をかけて前方へ叩き落とす攻撃など、荒々しい技が増えている。また、潮島特有の甲虫種の巣を片手で複数掴み、急カーブを描いてハンターへ向かう魔球の如き投球をすることもある。この巣に直撃すると毒や睡眠状態に陥ってしまう。フォワード.2の開発当初、「糸を使った生き物」という方針でクモ型モンスターとなる予定だったが、途中で牙獣種(すなわち本種)に変更された。これは企画者がゴゴモアの原案となったデザインを気に入ったことと、プレイヤー側の生理的嫌悪感を防ぐための模様である(なお、大グモ型モンスターは後にMH4にてネルスキュラとして実現された)。
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