グリード団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 23:33 UTC 版)
「メトロイド サムス&ジョイ」の記事における「グリード団」の解説
「EX」以降の敵で、グリード率いる宇宙海賊団。 グリード グリード団のリーダー。ゲームシリーズにおける敵役であるリドリーと同種族のドラゴン型エイリアンで、外見はリドリーと瓜二つである。一族最強であり誇りであったリドリーを倒したサムスのことを怨んでいる。 自分が手に入れた石碑にあった、エクストリーム銀河の未知の文明が残した「神々の力」を手に入れるべく「六暴星」を囮に調査して、最終的に「神々の力」の正体である「文明をリセットするためのブラックホール発生システム」を手に入れるが、制御できずに自身の消滅という結果を招いた。 ビショップ グリード団の大幹部で、通称「謀魔」のビショップ。 普段は冷静な口調だが激情すると非常に荒々しい口調となる。狡猾で傲慢・残忍な性格のため、礼を重んじるナイトとは対立しており、自分が「神々の力」を手に入れる野望を抱いていたなど、グリードに対してもあまり忠誠心はない。2本の角を持った鬼のような顔で、額には単眼と口を持つもう一つの顔がある。異常に背が高く、腕が見当たらないが、これは触手のような長い腕を普段は身体に巻きつけているからである。基本の役割は参謀であり、有事に際しては相手を様々な罠にはめる頭脳が主な武器となる。テレポートなどいくつかの超能力も使える模様。 実は額にある小さな顔がビショップの本体であり、ほかの部分はビショップ本体が過去にほかの人間に寄生し奪ったものである。そのため、本体以外はどんなにダメージを受けても死ぬことはない。 最終的にはジョイとディーゼル諸共ナイトを処刑しようとするが失敗し、回収したバリアスーツと最後の能力ボールであるプラズマビームを埋め込んだ腕を展開しナイトと戦闘となり、ナイトの腹部を打ち抜くが、その直後胴を一刀両断される。本体は無事であったため上半身だけで襲い掛かるが、ナイトがジョイに伝えたジョイの父の奥義「無限帰掌(エクソダス)」によって、プラズマビームを反射され消滅した。 ナイト グリード団の大幹部で、通称「力」のナイト。「パワードナイト」と呼称する場合もある。 誇り高く正々堂々とした武人で、甲冑に身を包み大剣で戦う。攻撃は剣術による接近戦のみだが戦闘力は凄まじく、ミサイルを剣先で絡め取って投げ返すという常識離れした動体視力・技巧も見せる。性格ゆえにビショップとは不仲である。 「銀河真刃流秘奥義」という流派を用いて、「烈風爆斬」「真空流星返し」「激・爆身斬(ビックバンディバイド)」などの強烈な剣技を使いこなす。 実はジョイの父の友人でありライバルだったのだが、あるとき瀕死の重傷を負ったところをグリードに助けられ(生身で宇宙空間にいて平然としているシーンが在るのでサイボーグ化されたのだと思われる)、「どのような外道でも恩を仇で返すわけには行かない」という戦士の誇りから従っていた。 フィールドナックルを見た時点でジョイの素性に気付き、戦士として何が必要なのかを暗示すると同時に、ビショップとの戦いで重傷を負いながらもジョイを助ける。しかし、ビショップを倒した後は自らの義理と矜持に決着を付けるべく戦士としての誇り高い死を選び、サムスとの一騎討ちの末に敗れる。
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