クルシュ陣営
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「Re:ゼロから始める異世界生活」の記事における「クルシュ陣営」の解説
『戦姫』 クルシュ・カルステン 声 - 井口裕香 王候補の1人。軍服のような服で男装している凛とした雰囲気の女性。4月4日生まれ。20歳。身長168cm。 17歳の時に、当時の当主であった父から家督を譲り受け、由緒正しきカルステン公爵家の当主となった。 実直、誠実な性格の才媛。家柄、能力、人格から王選の本命候補と目されている。その堅物を思わせる雰囲気とは裏腹に、どこか天然なところもあり、フェリスに言われた嘘や冗談を真に受け、その上そのことを言いくるめられ有耶無耶にされてしまうことがある。しかしそれはフェリスに向ける絶大なる信頼の裏返しでもある。 白鯨討伐後、王国への帰還途中に魔女教大罪司教のレグルス、バテンカイトスの襲撃を受け、記憶を喰われてしまう。 剣術にも長けており、その戦闘能力は高く、自ら先陣を切って戦う姿を見せる勇敢さも持つ。 ルグニカ王国が現在も竜の庇護の下にあり続けることに否定的で、竜との契約を破棄し自分たちの力で困難に立ち向かうべきと考えている。 『風見の加護』を持ち、相手の言葉に吹く風向きを読んで嘘などを見破る。また、風属性のマナと相性が良く、視認範囲すべてに届く長さの風の剣戟『百人一太刀』を操る。 『青』 フェリックス・アーガイル(フェリス) 声 - 堀江由衣 クルシュの騎士。1月16日生まれ。19歳。身長172cm。頭に猫耳が生えた華奢な体つきの人物。 女性と見紛うような容姿と声色であり、服装も言葉遣いも女性のそれを好んで用いるが、れっきとした男性である。普段は人懐っこく小悪魔的な振る舞いだが、時折辛辣な言動を見せることもある。 主君であるクルシュを優先するあまり、それ以外を蔑ろにしてしまう傾向があり、同じくエミリアを優先するスバルに対して同族嫌悪を抱いている節がある(この傾向は書籍版やテレビアニメ版では軽減されている)。 猫耳は先祖返りによるもので、両親とも人間。その先祖返りが原因で生家において悲惨な扱いを受けていた過去を持ち、治癒術師としてたくさんの生死に関わってきたことと相まって、彼の死生観は非常にシビアである。 必要とあらば殺人や拷問にも抵抗がないが、一方で治癒術師として人を癒すことへの誇りも抱いている。 ルグニカ王国近衛騎士団に所属するものの剣術は苦手。しかし『水の加護』を持ち、治癒魔法など水属性の魔法においては大陸でも有数の使い手であり、最高位の治癒術師として『青』の称号を得ている。 『剣鬼』 ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア 声 - 堀内賢雄、石川界人(青年期) クルシュの従者をしている老紳士。5月7日生まれ。身長178cm。人生の全てを剣に捧げた『剣鬼』の異名を持つ達人。 平静時は至って物腰丁寧だが、戦いへの貪欲さは凄まじく、戦闘では剣鬼の名に相応しい苛烈さを見せる。剣士としての揺るがない信念や価値観を持っているが、人間関係においては不器用な面を覗かせることもある。 妻は先代剣聖のテレシア・ヴァン・アストレアで、彼女を今も深く愛しており、人前であろうと堂々と惚気を繰り広げるほど。ラインハルトは彼の孫にあたるが、テレシアが死亡した経緯から、彼に対してわだかまりを持っている。息子のハインケルのことも放任しており、愛妻家である一方、彼女が亡くなって以降は家庭と、『アストレア』の名を捨てている。 白鯨討伐に乗り出す決定的な機会を与えてくれたスバルに信頼と感謝を寄せるようになり、スバルからも深い敬意を持たれている。
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