クルシュムリ・ハン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 08:49 UTC 版)
「スタラ・チャルシヤ」の記事における「クルシュムリ・ハン」の解説
3つの現存するキャラバンサライの中で最大のクルシュムリ・ハン(「鉛の宿」を意味するトルコ語:Kurşumli Han)は、セリム2世の時代の科学者の息子・ムセイン・オジャによって16世紀に建造された。 それぞれの部屋は鉛で覆われていたが(これが宿の名の由来となっている)、第一次世界大戦の時に取り払われている。クルシュムリ・ハンは小さなピラミッド型のドームを複数備えている。1階は牛や馬をつなぎとめておく場所であり、その上の階は宿泊用である。 併設されているモスクは17世紀に建てられたものである。15世紀からあるハンマームの大部分は1963年の地震により崩壊した。 かつての宿はこんにち、国立博物館の像の所蔵する施設として用いられている。
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