クリンチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/10 08:00 UTC 版)
クリンチャー(欧字名:Clincher、2014年3月10日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2018年の京都記念、2020年のみやこステークス、2021年の佐賀記念、2021年・2022年の名古屋大賞典連覇。
クリンチャーの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 | [§ 2] | ||
父 ディープスカイ 2005 栗毛 | 父の父 アグネスタキオン1998 栗毛 | *サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 | Halo | |
Wishing Well | ||||
アグネスフローラ 1987 鹿毛 | *ロイヤルスキー | |||
アグネスレディー | ||||
父の母 *アビAbi 1995 栗毛 | Chief's Crown 1982 鹿毛 | Danzig | ||
Six Crowns | ||||
Carmelized 1990 鹿毛 | Key to the Mint | |||
Carmelize | ||||
母 ザフェイツ 1998 黒鹿毛 | *ブライアンズタイム 1985 黒鹿毛 | Roberto 1969 鹿毛 | Hail to Reason | |
Bramalea | ||||
Kelley's Day 1977 鹿毛 | Graustark | |||
Golden Trail | ||||
母の母 *ミスシャグラ1990 鹿毛 | Danzig 1977 鹿毛 | Northern Dancer | ||
Pas de Nom | ||||
Dusty Dollar 1983 鹿毛 | Kris | |||
Sauceboat | ||||
母系(F-No.) | (FN:1-k) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Danzig 4×3=18.75%、Hail to Reason 5×4=9.38%、Graustark 5×4=9.38% | [§ 4] | ||
出典 |
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- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “クリンチャー”. www.jbis.or.jp. 2022年12月18日閲覧。
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- ^ 京都記念 G2 | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所、2018年4月28日閲覧
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- ^ “【太秦Sレース後コメント】ベストタッチダウン橋口慎介調教師ら | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年11月12日閲覧。
- ^ “【みやこS見どころ】ウェスタールンドが重賞2勝目を狙う | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年11月12日閲覧。
- ^ “【みやこS】クリンチャーが好位から抜け出し芝&ダート重賞V!”. サンスポZBAT!競馬 (2020年11月8日). 2020年11月12日閲覧。
- ^ “【佐賀記念結果】クリンチャーが断然人気に応え9馬身差V! | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年2月11日閲覧。
- ^ “【名古屋大賞典回顧】役者が違ったクリンチャー(斎藤修) | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年3月17日閲覧。
- ^ 【東京大賞典】3番人気クリンチャーが半馬身差2着に粘走日刊スポーツ、2021年12月29日閲覧
- ^ [ https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=200638 【名古屋大賞典レース後コメント】クリンチャー川田将雅騎手ら]netkeiba.com、2022年12月12日閲覧
- ^ 〝古豪〟クリンチャーが引退 今後は馬事公苑で乗馬に 宮本調教師「思い入れの強い一番の馬」東京スポーツ、2022年12月9日閲覧
- ^ 誘導馬紹介:函館競馬場 JRA
- 1 クリンチャーとは
- 2 クリンチャーの概要
- 3 血統表
クリンチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 01:03 UTC 版)
タイヤとチューブが別体になっている。タイヤのビード(後述)をリム内側の溝に引っかけ、タイヤ内に納めたチューブを膨らますことによってビードがリムに押しつけられて、タイヤの形状を維持する。チューブラーよりも手軽であるため、現在主流のタイプとなっており、ロードレース、トラックレース等の一部の競技用自転車を除けば大部分がクリンチャーである。やはり専用の「WO(ワイアードオン)リム」に装着する。パイプリムとの互換性は、一部の両用型以外はない(フランスのウォルバー社製「スーパーチャンピオン・ミキステ」リムが両用型として有名だった)。 チューブラーと違い、タイヤはリムに引っかけて固定されているだけなので脱着が簡単。接着剤を使用しないのでタイヤ装着後すぐに走行できる。クリンチャータイヤがパンクした場合には、タイヤから中のチューブを取り出し、ゴムパッチでチューブの穴を塞ぐだけでパンク修理できる。このように交換・修理が容易でメンテナンス性に優れ、さらにタイヤ・チューブの再利用が可能で経済的。タイヤ自体も比較的安価である。また、断面の形がチューブラーより四角に近いため、グリップ力が高いという長所もある。 欠点として、リムのサイドウォールと路面との間にタイヤとチューブが強く挟まれることで穴が開く「リム打ちパンク」が起こりやすい。このときチューブには蛇が噛んだように二つの穴が並ぶので「スネークバイト」の別名がある。また、リムへのタイヤの装着不良、何らかの衝撃が原因でタイヤがリムから離れた時などに、離れた部分のチューブが外に膨らんで破裂することがある(破裂はタイヤの中で起こることはなく、多くの場合、破裂後タイヤは元の状態に戻るので、タイヤの中で破裂としたと感じる。)。ただしチューブの破裂は、リム打ちパンクに比べれば起きる確率は非常に小さい。 クリンチャータイヤには「ビード」と呼ばれるタイヤの両端の盛り上がりがあり、これはタイヤをリムに引っ掛けて固定する部分である。このビードの盛り上がりには、従来は全て鉄線が埋め込まれていたが、近年になってスポーツサイクルではより軽量なケブラーワイヤーが埋め込まれることが多くなってきた。どちらが埋め込まれているかは、簡単に判別できる。折り畳めず、タイヤ単体でも円形を保っていれば鉄線、柔かく折り畳めるものはケブラーである。 リムとのはめ合わせ方法の違いでWO (Wired On)、HE (Hocked Edge)、BE (Beaded Edge) の3つに分類される。WOはさらに英国規格とフランス規格に分かれている。タイヤサイズはいずれもタイヤ外径×太さで表す。 WO(ワイヤードオン) WOは英国、フランスの規格。狭義には英国規格のものをWOと呼び、フランス規格のものはクリンチャーと言う場合もある。ビード部の形状は英仏共通だが、サイズの表記が異なり、英国規格はinch×inch分数表記(例 : 26×1-3/8)、フランス規格はmm×mm表記(例 : 700×23c)である。軽快車はWO英国規格、ロードバイク・トラックレーサーおよび多くのクロスバイクはWOフランス規格である。※フランス規格の例23cのcは単位ではなく、リム外径の4規格a・b・c・dのうちのcである。 HE(フックドエッジ) HEは米国の規格。WOとはビード部の形状が異なり互換性はない。また同じインチ数でもWOより一回り小さい。これは、この規格の標準の太さが2.125インチであり、この太さのタイヤを装着した際に、呼び径相当の外径となるように設計されているのに対し、実用上、標準のサイズでは太すぎる為に、標準よりも細いタイヤが多数派となってしまったからである。サイズはinch×inch小数点表記(例 : 26×1.75)。マウンテンバイク、BMX、折り畳み自転車を含む小径車、子供車が採用する。 BE(ビーデッドエッジ) BEは引きかける部分より下側に耳が出ていて、タイヤを装着するとチューブをタイヤが包み込む形となる。通称「耳つきタイヤ」。リム打ちパンクに強く、荷重や悪路に強いが、重い。サイズはWO英国規格と同様でinch×inch分数表記。現在ではかなり珍しいタイプで、古い運搬用の実用車に見られる。
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