国鉄キハ08系気動車とは? わかりやすく解説

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国鉄キハ08系気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 16:03 UTC 版)

国鉄キハ08系気動車(こくてつキハ08けいきどうしゃ)とは、日本国有鉄道(国鉄)が1960年(昭和35年)から鋼体化客車の改造により製作した気動車である。1963年(昭和38年)までに計14両が改造されたが、結局、試作車・異端車の域を出ることなく、1971年(昭和46年)までに全車が廃車された。


注釈

  1. ^ 10系以前の客車については戦災復旧車である70系と鋼体化改造車である60系を除いて急行列車への使用を想定して設計されていて経年の浅い車両が急行列車に使用され、後継車両の増備につれて普通列車にも使用されるようになっていたため、国鉄の現場では「一般形客車」「在来形客車」と呼称していたが、新系列客車である20系以降の客車との対比で従来の客車の総称として使われたものであり、規定上存在しない正式な呼称ではないため、10系以前の客車については「急行形」「一般形」などと明確に定義していない。
  2. ^ オル32 102,103に改造されたスハニ31 41,44と交換したもの。スプリングを電車付随車用に交換してDT22とレートを揃えた。
  3. ^ 種車の60系客車の妻板のリブは苗穂工場施工車の特徴であった。
  4. ^ 定山渓鉄道は昭和30年代に乗り入れ列車専用車としてキハ7000形・キハ7500形気動車を新製しており、これらは国鉄車とも併結可能であった。
  5. ^ 実際に当時の国鉄工作局で改造企画にあたった久保田博の回想による[1]

出典

  1. ^ 鉄道ピクトリアル・2003年12月号「1960年代前半の国鉄車両計画/動力近代化計画」p30


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