オリハルコン・ベイルハルコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/27 06:50 UTC 版)
「オリハルコン・レイカル」の記事における「オリハルコン・ベイルハルコン」の解説
オリハルコン・レイカル 作木が造ったオリハルコン。芯材にエポキシパテを使用しているため、全体にオリハルコンが占める割合は40%。その為製作当初は無駄に好戦的で意固地、本来本能的に備わっているはずのハウルの使い方も知らなかった。ヒヒイロ、カリクムの出会いを通じて一流のオリハルコンに成長していく。基本的に雑食だが、普段は作木のアパートに住み着く虫を狩って食べている。 ナイト・イーグルと合体してナイト・レイカルとなる。オリジナルの必殺技は持たないが、他のオリハルコンの必殺技を応用した技を創意工夫して使用することが多い。 『DUO』にて、実は数の概念をほとんど理解しておらず、数を3つまでしか数えられないことが発覚した。そのため、相手が複数の戦いは大の苦手であり、戦闘訓練の他に算数の授業をヒヒイロから受けることになった。しかし絵の才能に秀でており、作木や小夜、ヒミコなどの顔をごく短時間で正確に模写してみせた。 名前の由来はオリハルコンの語源であるギリシャ語のορείχαλκον(oreichalkon)をラテン読みしたオレイカルコンから。 オリハルコン・カリクム レイカルを襲ったオリハルコン。創主・カグヤが事故で亡くなって以降野良になっていた為、身体を維持する為他のオリハルコンを狩っていたせいで、ダウンオリハルコンに近い服装になってしまっている。以前ヒヒイロには返り討ちに遭っている。その後、小夜を新たな創主に選ぶ。好物は麺類。他のオリハルコンに比べてかなりの痛がりなので、ちょっとしたダメージでもすぐに泣きわめく。 ツイン・キャンサーと合体してキャンサー・カリクムとなる。必殺技は大回転ハウルゴーランド。180度開脚してコマのように超高速回転し、足先のブレードで敵を切り裂く。 名前の由来はラテン語におけるオリハルコンの別名オリカルクム、アウリカルクムから。 オリハルコン・ヒヒイロ 削里を創主とするオリハルコン。常にキツネを模した仮面を被り、目元を隠している。年配男性のような口調で話す。好物はお菓子。高い能力を持ち、アーマーハウル無しでもカリクムを鎧袖一触にするほどの実力だが、削里の師を殺してベイルハルコンとなった妹・ロノカネを自らの手で倒し、吸収した。その結果としてベイルハルコンとしての性質を併せ持つことになってしまい、妹と同じ過ちを犯さぬためにという戒めを込めて仮面を被り、長年その戦闘力を素顔と共に封印していた。現在はレイカルの師匠として、日々訓練を課している。 九尾刀・蒼牙と合体して九尾刀・ヒヒイロとなる。このとき、顔面を覆う仮面が左右で分かれて展開、素顔を露にする。必殺技は百人一閃ハウルスラッシュ。ビームサーベル状の刀身を最大まで出力し、文字通り100体のダウンオリハルコンを一撃で切り捨てるほどの斬撃を繰り出す。レイカルはこの技を応用し、エネルギーを槍に込めて投げつけるハウルスラッシャー・シュートを使用した。 名前の由来は妹ロノカネと共に日本における伝説の金属であるヒヒイロノカネから。 ロノカネ ヒヒイロの妹であるオリハルコン。削里の師を殺し、ベイルハルコンとなった。その後ヒヒイロに敗れ、吸収された。アーマーハウルを装着した形態がヒヒイロに似ているが、カラーリングや腰布の短さなどで差異が見受けられる。 ベイルハルコン・ラクレス/オリハルコン・ラクレス 日本を自らのベイルの供給源にしようと企むベイルハルコン。 明らかに日本国外から侵入したと思わせる言葉を発しているが、結局彼女の身の上はほとんど明かされていない。「ノイシュバーンの魔女」の異名を持つことが『DUO』で明かされた。 バイパー・ウィプスと合体してバイパー・ラクレスとなる。胸の砲口から漆黒のエネルギー波を撃ち出すノイシュブラスターが必殺技。 名前の由来はギリシャ神話の英雄ヘラクレスから。ヘラクレスの盾はオリハルコンで出来ていたとされている。 レイカルたちに敗れて一度消滅するが、オリハルコンとして復活し、ベイルをも超える力「人の絆の力」を求めて作木に接触する。その直後の戦闘でミスリルと交戦するが、エネルギー切れ寸前の状態であったために太刀打ち出来ず危機に陥る。そこに作木が駆けつけて創主として契約を交わしたことで復活し、以後はレイカルたちと共闘することになる。
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