エンタープライズの太平洋戦争中の主な活動一覧
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「エンタープライズ (CV-6)」の記事における「エンタープライズの太平洋戦争中の主な活動一覧」の解説
1941年(昭和16年) 11月28日 - 海兵隊第211戦闘飛行隊を積載してウェーキ島に向かって真珠湾から出発。 12月2日 - ウェーキ島への海兵隊第211戦闘飛行隊の輸送を完了。 12月7日 - 気象悪化で到着遅延。予定より遅れた帰還中、真珠湾攻撃でハワイを攻撃されたため、エンタープライズは真珠湾への入港を中止して日本海軍の艦隊を捜索したが発見できず、燃料補給のため真珠湾に帰港したが翌日には周辺の哨戒行動のため出港した。 12月10日 - オアフ島南方海面で日本海軍の潜水艦伊70を艦載機が発見、撃沈する(爆撃したのは浮上航行中の伊25だった可能性もある)。 1942年(昭和17年) 2月 - マーシャル諸島のクェゼリン環礁、マロエラップ環礁、ウォッジェ環礁空襲。日本の攻撃機の至近弾により艦上での最初の戦死者がでる。 2月 - ウェーク島空襲 3月 - 南鳥島空襲 4月 - ドーリットル空襲(日本本土を初めて空襲)。B-25爆撃機を搭載した空母ホーネットを護衛。 6月 - ミッドウェー海戦 8月 - ガダルカナル島上陸支援 8月 - 第二次ソロモン海戦。爆弾3発被弾。 10月 - 南太平洋海戦。爆弾2発被弾。 11月 - 第三次ソロモン海戦。南太平洋海戦で受けた損傷を修理しながら戦闘に参加。 1943年(昭和18年) 1月 - レンネル島沖海戦 7月~10月 - アメリカ本国でオーバーホール。 11月 - ギルバート諸島のマキン島攻略支援 12月 - マーシャル諸島のクェゼリン環礁空襲 ※ 9月に新型のエセックス級空母エセックスとヨークタウンが初めて実戦に参加、以後エセックス級空母は続々就役し、アメリカの空母戦力は大幅に増強された。 1944年(昭和19年) 1月 - マーシャル諸島のクェゼリン環礁攻略支援 2月 - トラック島空襲 2月 - マーシャル諸島のヤルート環礁空襲 3月 - パラオ空襲。魚雷(不発)を被雷。その後、ヤップ島・ウルシー環礁・ウォレアイ環礁を空襲。 4月 - ニューギニアのホーランジア攻略支援 4月 - トラック島再空襲 6月 - サイパン島攻略支援、マリアナ沖海戦 8月 - 小笠原諸島空襲 9月 - ペリリュー島攻略支援。 10月 - 沖縄空襲 10月 - 台湾空襲 10月 - レイテ島攻略支援 10月 - レイテ沖海戦。西村、栗田、小沢の3つの艦隊の攻撃に参加した空母はエンタープライズのみ・ 12月 - 夜間空母(夜間に敵の基地や艦船を攻撃。昼間は艦隊の上空防衛)となる。艦種番号は CV-6 から CV(N)-6 に変更・ ※ 第90夜間戦闘飛行隊(VF(N)-90)と第90夜間攻撃飛行隊(VT(N)-90)で編成した第90夜間航空群(Night Air Group 90)が配置。1945年5月まで夜間作戦を遂行した。 1945年(昭和20年) 1月 - 香港、広東空襲 2月 - 東京周辺の航空基地空襲 2月 - 硫黄島攻略支援 3月 - 九州、四国空襲。爆弾2発(1発は不発)被弾。ウルシーで修理。 4月 - 沖縄攻略支援。特攻機2機至近突入。ウルシーで修理。 5月 - 奄美、大東諸島空襲 5月 - 九州、四国空襲 5月14日 - 特攻機突入によりエレベータや飛行甲板を損傷。 6月 - 修理のためにアメリカ本国のピュージェット・サウンド海軍工廠に到着し、修理とオーバーホール中に終戦を迎える。 9月 - 試験運航を実施。 10月 - マジック・カーペット作戦に参加。
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