eneloop
eneloopとは、三洋電機が開発したニッケル水素電池の商標、および、同製品を中心に展開されている商品ブランドである。
eneloopの初代製品は2005年11月に単3形「eneloop」として発売された。従来のニッケル水素電池で見られたメモリ効果や充電後の自然放電などの難点を改善し、充電済みの状態での販売を可能とし、「購入後すぐに使える」という乾電池と同様の利便性を実現した。また、充電によって1000回以上繰り返し利用でき、使い終わった後もリサイクルが可能という、経済性・環境配慮の面でも際立った製品となっている。
eneloopは発売後まもなく大きな反響を呼び、2006年度グッドデザイン賞金賞をはじめ、国内外で多数の賞を受賞している。2009年10月の時点で、世界60ヵ国以上で販売され、累計出荷数量は1億個を突破している。
2006年からはeneloopのコンセプトを発展させた商品ブランド「eneloop universe」において、「使いきる生活から、くり返し使う生活へ。」を提案する商品が発表されている。また、2010年3月には、電池容量を従来品の半分にして充電時間も半分に削減、繰り返し充電回数の向上と低価格化も実現した「eneloop lite」シリーズが発表されている。
※画像 / 三洋電機株式会社
参照リンク
eneloop(エネループ) - (三洋電機)
eneloop
(エネループ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 01:15 UTC 版)
eneloop(エネループ)は、三洋電機が開発、FDK(旧・三洋エナジートワイセル→FDKトワイセル)が製造する、2005年(平成17年)11月14日に発売されたニッケル・水素蓄電池の商品名で、三洋電機の登録商標(日本第4947448号・日本第5062218号)である。また、同商品のコンセプトをベースに2006年(平成18年)以降展開されている商品群「eneloop universe(エネループ ユニバース)」シリーズにつけられたブランドでもある[1]。
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