エアロダンシング F
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 22:32 UTC 版)
「エアロダンシング」の記事における「エアロダンシング F」の解説
2000年2月24日発売。航空自衛隊の空中格闘戦技教育をモデルにした、リアルドッグファイトシミュレーション。 「インメルマンターン」「バレルロール」「高速ヨーヨー」など、航空自衛隊の飛行教導隊に取材したと言われる、ドッグファイトで使われるマヌーバーをトレーニングモードのプレイを通じて知ることが出来る。2000年11月16日にはWindows版も発売された。なお、登場機体やマップなど、後継作品のベースとなる作品となっている。 ゲーム内容 ファイター・パイロット・ミッション 前作の「ブルーインパルス・ミッション」同様に、順を追って空中格闘戦術教練を疑似体験するモード。初級操縦課程5・基本操縦課程8・戦闘操縦課程7・機種転換操縦課程(1)6・機種転換操縦課程(2)4の合計30ステージから成る。それぞれの課程を修了するに従って1機種ずつ、合計6機種まで使用機体が増える。 タクティカル・チャレンジ 前作の「スカイミッション・アタック」同様のアーケードモード。時間内に全ターゲットを破壊する「ターゲット・シューティング」7ステージ、時間内に全ターゲットを捜索発見のうえ破壊する「レース・シューティング」3ステージ、時間内にクリアポイント以上の撃墜数を目指す「エアリアル・コンバット・マニューバ」5ステージの合計15ステージがあり、クリア状況に応じて使用機体が9機種増える。 フリーフライト 前作の「フリーフライト」同様に自由に飛行を楽しむモード。ただし、編隊飛行は行えず、代わりに自機が戦闘機の場合、CPU操作の敵機とドッグファイトを楽しむことが出来る。また、選んだマップが基地や空母の場合、離陸からの要撃シチュエーションとすることも出来る。 VSプレイ 対戦モード。1台のドリームキャストにコントローラを2個繋げて遊ぶモード。画面分割方法は「オプション」によって縦・横を選択することが出来た。なお、非武装機体は選択できない。 ケーブルプレイ 2台のドリームキャストを対戦ケーブルで接続して対戦するモード。ドリームキャスト本体だけでなくモニタや本ソフトも2つずつ用意する必要がある。こちらでは、非武装機も選ぶことが出来る。 リプレイシアター 飛行して記録したリプレイを鑑賞したり、編集するモード。リプレイは1つにつきメモリーカード4ブロック以上を要する(他にゲームセーブデータが8ブロック)。最大60ブロック、約6分のフライトがセーブ可能。逆に3秒未満のフライトはリプレイが記録されない。 ハンガー ゲーム中に獲得した機体を鑑賞したり、その機体の解説や空戦用語解説を読んだり、ゲーム上での飛行記録を見たりすることが出来る。 トレーニング 解説ムービーを見たあと、練習をするモード。基本的な操作方法とヘッドアップディスプレイを練習するものと、実際のフライトを練習するものがある。 登場機体 T-3レシプロ初等練習機、T-3SP(特殊カラーのT-3)、XF-3 次期超主力戦闘機(機銃装備のT-3型架空戦闘機)、T-4ジェット中等練習機、T-4 Blue Impulse、T-2超音速高等練習機、T-2 Blue Impulse、F-86F、F-104J、UF-104J(無人標的機・非武装)、F-4J(アメリカ海兵隊塗装)、F-4EJ(航空自衛隊塗装)、F-4EJ改、F-15A、F-15J、F-15DJ(複座型)、F-15DJアグレッサー1(航空自衛隊飛行教導隊特別塗装機「そとあお」)、F-15DJアグレッサー2(同「くろ」)、F-14A、F-14Aテストベッド(黒塗りのマイナーチェンジ機、通称「黒猫」)、F-16A、F-16Aアグレッサー(仮想敵部隊色)、F/A-18C、F/A-18Cアグレッサー(仮想敵部隊色)、F-1、F-2A、F-2B(複座型)(計26機種)
※この「エアロダンシング F」の解説は、「エアロダンシング」の解説の一部です。
「エアロダンシング F」を含む「エアロダンシング」の記事については、「エアロダンシング」の概要を参照ください。
- エアロダンシングFのページへのリンク