エアロダンシング featuring Blue Impulse
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「エアロダンシング」の記事における「エアロダンシング featuring Blue Impulse」の解説
1999年3月4日発売。航空自衛隊第4航空団第11飛行隊「ブルーインパルス」の曲技飛行に挑戦するアクロバットフライト・シミュレータ。 CRIとしてのドリームキャスト第1弾にしてシリーズ第1作目で、複数機の編隊飛行によるアクロバットを扱うという作品。編隊飛行・アクロバット教習ともに行えるのはシリーズ中でも本作のみ(なお家庭用ゲーム機向けのリアル系フライトシミュレーターゲームにおいてもアクロバット系統を題材にしているのは本作のみ)。 ゲーム内容 ブルーインパルス・ミッション プレイヤーが「ブルーインパルス」への入隊を疑似体験するメインモード。基礎訓練10・演技訓練10の合計20ステップから成る。各ステージ100点中60点獲得すれば次のミッションに挑戦でき、一定のミッションをクリアすることで歴代「ブルーインパルス」機を使える様になる。基本的に使える機体は山岡教官の5番機(編隊では最右翼)で、動きが最も大きいため、後半になるほど難易度が非常に高い。 スカイ・アタック・ミッション 端的に表現すれば、アーケードモード。一定時間内にマップ上の空中に配置されたターゲットを取る(スモークで描かれたターゲットをくぐる)ことで高得点を目指す。ターゲットには単純な得点となる「ポイントターゲット(白)」、取ることによって以後一定時間得点が倍になる「ダブルターゲット(黄)」、必ず取らねばならない「チェックターゲット」が並んでおり、「チェックターゲット」を全て取るとミッション終了となる。全8ステージ中7ステージは自由に順番を選ぶことが出来る。各ステージ毎に最初にクリアした時のみ新しい機体が1機種増える。 フリーフライト 全9種のマップ・最大11機種の機体を自由に選び(使用機体は最初T-4練習機のみで、上記2ミッションの進行具合によって増える)、文字通り自由に飛行するモード。CPU機と最大4機編隊を組め、隊長機として自由に指示を出しながら演技飛行をすることも出来る。 マルチプレイ 最大4人同時プレイが出来るモード。オンラインではなくドリームキャスト本体に直接4つのコントローラを用意して遊ぶモードで、4つのマニューバ及びフリーフライトを選択することが出来る。マニューバを選んだ場合、機種は「T-4 Blue Impulse」のみ、隊長機はCPU(プレイヤー機と5機編隊になる)という制限がつく。また、4人が別々の機体を選ぶことは出来ない。本作では機体に武装が搭載されないため対戦ではなく、編隊飛行やアクロバット飛行をすることにより、点数を得る仕様となっている。 ライブラリ リプレイや模範演技のデモを鑑賞するモード。自分で飛行した記録リプレイを鑑賞する「フライト・レコード」と、アクロバットの模範演技デモを鑑賞する「ブリーフィングビデオ」がある。「ブリーフィングビデオ」は、「ブルーインパルス・ミッション」をクリアすることによって鑑賞が可能になる。 エキシビジョン 「ブルーインパルス・ミッション」を全ステージクリアした後に遊べるボーナスモード。「ブルーインパルス・ミッション」で登場しなかったものを含む「ブルーインパルス」の演技飛行を、編隊位置を自由に選択して楽しむことが出来る。採点も合否も無く、リプレイを見ることも可能。 登場機体 T-4(ノーマル)、T-4 Blue Impulse、T-2 Blue Impulse、F-86F Blue Impulse、F-4EJ、F-4EJ改、F-1、F-2、F-15J、F-15DJ(複座型)、RF-4E(偵察機)(計11機種、全て非武装)
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